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ポルシェと組んでWEC&IMSA挑戦のペンスキー、インディカードライバーの起用も選択肢に

ロジャー・ペンスキーは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのLMDhカーが2023年にIMSAとWECに参戦する際に、現在のインディカー・ドライバーたちが耐久レースのラインナップに加わることを望んでいるという。

Josef Newgarden Team Penske Chevrolet, Simon Pagenaud, Team Penske Chevrolet, Scott McLaughlin, Team Penske Chevrolet, Will Power, Team Penske Chevrolet

Josef Newgarden Team Penske Chevrolet, Simon Pagenaud, Team Penske Chevrolet, Scott McLaughlin, Team Penske Chevrolet, Will Power, Team Penske Chevrolet

Phillip Abbott / Motorsport Images

 ポルシェは、2023年からLMDh規定のマシンでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とWEC(世界耐久選手権)を戦うが、そのパートナーとしてチーム・ペンスキーと提携することを発表した。その影響で、ペンスキーからインディカーに参戦しているドライバーたちが、ポルシェのドライバーとして耐久レースに参戦する可能性があるようだ。

 今年のインディ500の際、ウィル・パワーやジョセフ・ニューガーデン、シモン・パジェノー、スコット・マクロクリンは、2023年に大きな耐久レースでポルシェ・ペンスキー・モータースポーツからレースに参加することに興味があるか尋ねられた。そして、4人共『Yes!』と即答したようだ。

 ニューガーデンやパワー、マクロクリンはチームと複数年契約を結んでいるが、パジェノーの再契約はまだだ。チームを率いるロジャー・ペンスキーは、2016年のインディ王者であり2019年のインディ500ウイナーであるパジェノーが、今季以降もチームのためにレースをするかどうか訊かれ「そう願っている」と答えた。

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 ペンスキーはWECに2台、IMSAに2台のLMDhマシンが走ることになる2023年にも、インディカーに4台体制で臨む可能性があるかどうかについて、次のように語った。

「我々は今、オーストラリア(スーパーカー)で走っていないから、ポルシェと一緒にプログラムを組むチャンスができたんだ。インディカーでは4台のマシンを走らせているが、もっと多く走らせることもできるし、もっと少なくすることもできる」

 しかしその後、彼はもう少し曖昧なコメントをしている。

「スポンサーシップに基づき、現在は4台のインディカーを走らせている。適切なドライバーと共に適切に戦えば、3台でも成功を収めることができ、期待に応えることができる。しかし今は4台分の人員を確保している」

 もしペンスキーがインディカー参戦体制を3台に縮小した場合、パジェノーをポルシェLMDhプロジェクトの開発ドライバーとして残し、インディ500ではマシンを追加しパジェノーを走らせるというのが、理に適ったプランのひとつだと言えるだろう。

 パジェノーはスポーツカーレースでも経験豊富であり、アメリカン・ル・マン・シリーズで10勝、プジョーではル・マン・シリーズで3勝を挙げている。また、ペンスキーがアキュラARX-05を走らせたIMSAでも、耐久レースでチームに加わり好走を見せた。

 ペンスキーは、パジェノーにポルシェのプログラムを担当してほしいかと訊かれ、次のように答えた。

「2023年に関わることになるドライバーの数を考えると、ラインアップについてはコメントできない」

「彼は確かにその分野で経験を積んでおり、アキュラでも良い仕事をしてくれた。しかし今週末(インディカーの)シートに座っている誰もがどちらかのシリーズに乗りたいと思っていると思う。ポルシェとの共同リーダーシップのもと、彼らが候補者として認められることを期待している」

「(ライアン)ハンター-レイや(アレクサンダー)ロッシは、長距離レースで素晴らしい活躍をしている。だから、我々がチーム内でそのようなドライバーを探していることに疑問の余地はないと思う」

 ペンスキーはWECとIMSAでポルシェを走らせるための人事を検討している段階であり、ドイツにヨーロッパ側の拠点を設置することを検討しているようだ。なお、北米での拠点はペンスキーの本社となる。

「我々は3年間、(IMSAで)アキュラとチームを組んでいた。その人々の多くが、まだ我々と共にいるということは良いニュースだ。彼らがバックボーンになるだろう。もちろん、ポルシェからの情報もある。彼らは非常に優秀な人材をチームに提供してくれている」と、ペンスキーは語った。

 ドライバー選択においてアキュラとの提携でそうだったように、ポルシェとペンスキーがそれぞれドライバーラインアップの一部を決めるのかという質問には、ペンスキーは「これはカードゲームではない」と答え、ポルシェとはひとつの組織として、成功を目指していくと話した。

「これは、誰かがカードを置いて、それを見たもうひとりがカードを置くようなゲームではない。すべてのドライバーを見て、その中で最高の人材を確保しようとするんだ」

「ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、ふたつではなくひとつの組織だ。我々は成功するために必要なサポートやツール、人材は活用していく」

「ふたつの異なる組織を持つことは常に大変なことだが、同じ人間が両側、つまり異なるシリーズ双方で働くことができるなら柔軟性が本当に必要なんだ」

「プログラムを監督するのは1人だが、ヨーロッパには拠点を管理するゼネラルマネージャーがいて、人が行き来することになる。ドイツの社員がアメリカで働くし、その逆もあるだろう」

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