インディカーは保護デバイスに”シールド”を選択か。2月にテスト実施へ

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インディカーは保護デバイスに”シールド”を選択か。2月にテスト実施へ
執筆: Tom Errington
2017/12/26 3:17

インディカーは、2月にフェニックスで行われるテストでコックピット保護デバイスである”シールド”の評価を行うようだ。

 コックピット保護デバイスの導入を目指しているインディカーは、当初2017年末までにデバイスのテストを行う予定だった。しかし、より開発が進んだプロトタイプを搭載して走行すべく、2018年にテストが延期されていた。その結果、2月9・10日にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで走行を実施する方向で調整が行われているようだ。

Sebastian Vettel, Ferrari SF70H and cockpit shield

イギリスGPでシールドをテストしたセバスチャン・ベッテル

Photo by: Sutton Images

 F1では、2018年からコックピット保護デバイスとして”ハロ”を搭載することが義務付けられたが、一時は”シールド”と呼ばれる、透明なスクリーンをテストしたこともあった。この時のテストは不評に終わったが、インディカーはシールドの開発を進めてきたようだ。

 予定では、現行シャシーであるダラーラ製DW12の1台にシールドが搭載されるという。搭載するために現在のモノコックを大幅に変更する必要はないとのことだ。

 インディカーの競技委員長であるジェイ・フライは、ここ数カ月の間、水面下で開発が行われてきたと語った。

「我々は、このデバイスが本当にうまくいくと感じている。2月の初めに、フェニックスでオープンテストがある。我々の目標は、そのデバイスを搭載して走らせることだ。デバイス自体の開発もかなり進んでいる」

「シミュレーションや風洞実験、モデリングなどあらゆることを数多く行ってきたが、まだ実際にマシンを走らせたことはない。止まっているマシンに搭載したことはあるが、レーストラックでスピードを出したわけではない。だから、1台のマシンをオープンテストで走らせることができるよう、入念に準備作業を進めている」

「人々はその美しさを見ることができるだろうし、そのパフォーマンスを見ることができる。それが実際にマシンのパフォーマンスに何をもたらすか見ることができるのは素晴らしいことだ」

 ダラーラのR&D部門トップのアンドレア・トソは、”シールド”のデザインは、ジェット戦闘機F-16のコックピット保護システムからインスピレーションを得ていると明かした。

「我々は、みなにすべてを受け入れてもらえると考えている」

「まず、マシンにハロは載らない。私は、まもなくインディカーがウインドスクリーン構造のデバイスをテストすると思う。それは、F-16のような軍用ジェット戦闘機からアイデアを得たものだ」

「インディカーは破壊テストを行い、既存のモノコックを構造的に修正し、そのスクリーンを維持すると私は思う」

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シリーズ IndyCar
執筆者 Tom Errington
記事タイプ 速報ニュース