【インディカー】アレシン、今季もシュミット・ピーターソンから参戦

ミカイル・アレシンは、今シーズンもシュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーに参戦することが決定した。

 ミカイル・アレシンは、今年もシュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーシリーズへ参戦すると、SMPレーシングが発表した。

 かつてはアメリカが特定のロシア企業に制裁措置を行っていたため、アレシンのインディカーでのキャリアは2015年に一時保留となった。彼は2016年にはフル参戦を果たしたが、アメリカの継続的な制裁のせいで、SMPレーシングの資金調達が妨げられたと考えられている。

 しかし水曜日にアレシンは、今シーズンはジェームズ・ヒンチクリフのチームメイトとして、シュミット・ピーターソン・モータースポーツと契約したことを発表した。

 また彼は、インディアナポリスにある設備で、ダラーラLMP1のシミュレーターテストも行うものとみられている。

 シュミット・ピーターソン・モータースポーツの共同オーナーであるサム・シュミットは、2016年のドライバーラインアップを今年も保持しようとしていたが、アレシンがチームに復帰することは非常に喜ばしいことだと認めた。

「我々は、インディカーでの最初の5年間は、エンジニアリング部門も含めて、ドライバーラインアップを維持しようとしていた」

「2016年は、ミカイルと我々にとって2年目のシーズンだった。しかし2015年は彼とは活動できなかったし、チームメイトも違った。というのも、2014年には(ヒンチクリフではなく)シモン(パジェノー)を起用していたからだ」

 アレシンは、ルーキーだった2014年には7回のトップ10フィニッシュを果たし、ヒューストンでは2位を獲得した。しかしフォンタナで行われた最終戦のフリー走行で大クラッシュを喫してしまい、肋骨と右鎖骨を骨折。さらにこの事故でアレシンは、胸部内に重度の損傷を負ったため、レースに出ることができなかった。

 その大怪我から完全復活を果たしたアレシンは、翌年2015年にはヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に参戦。さらにソノマで行われたインディカーシリーズの最終戦にシュミット・ピーターソン・モータースポーツから出場し、10位でレースを終えた。

 2016年はランキング15位でシリーズを終えたが、多くのレースで活躍した。またミッドオハイオでのレースでは勝利の可能性もあったが、ピットレーンでの混乱で勝利を逃した。一方ポコノ・レースウェイではポールポジションを獲得し、2位を獲得している。

「あのシーズンの経験は重要だった」とシュミットは述べた。

「ミカイルはシーズンが進むにつれて、どんどん良くなった。ホンダのマシンの中で何度もベストな予選を走った。その中でも、ポコノの予選がベストだったと思う。だから何度もトライする価値はあったし、彼は良くなっていく一方だった」

「SMPがこの決定を下してくれたよかった。我々は、他のチームがどうやって継続して経験を積んできたのかを見ているから、今回のことが我々の役に立つことを望んでいる」

「今年はチームにとって重要な年になる。我々は何度もマリガン(ゴルフでティーショットをミスした相手にペナルティなしでの打ち直しを認めること)を行ってきたが、言い訳はしない。必要な場所に必要なものも揃っている。これからは良い結果を出していく時期だ」

「ミカイルに関しては、もし昨シーズンが終了した時点で彼と契約することができていれば、我々にとっても彼にとってもよかっただろう」

 アレシンとヒンチクリフは2月にソノマ・レースウェイでテストを行うことになっている。なおインディカーのオープンテストは、2月10日と11日にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われることになっている。

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この記事について
シリーズ IndyCar
ドライバー ミカエル アレシン
チーム Schmidt Peterson Motorsports
記事タイプ 速報ニュース