【インディカー】アロンソのインディ500挑戦、1回限りではない可能性
フェルナンド・アロンソとマクラーレンCEOのザク・ブラウンは、アロンソのインディ500挑戦が今回限りではないかもしれないと語っている。










マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今年のF1モナコGPを欠場し、インディカーの伝統的イベント、インディ500参戦を発表した。しかも、この挑戦は今回限りではない可能性がある。
今週末、アラバマで行われたインディカーのレースに訪れたアロンソは、「これからの日々を受け入れて過ごし、(インディ500決勝翌日の)5月29日に状況はどうだったか、僕がどれだけ体験を楽しめたか、どれだけ戦えると感じたかを考える。楽しいかどうかが、僕の優先事項だ」と語った。
「僕はレーシングカーが大好きで、最速のマシンをドライブするのが好きなんだ。インディ500は世界でも最大級のレースだし、そこでレースをするのは非常に魅力的だ。そこでのユニークな経験を楽しむことができるだろう。みんなが僕に、すごく独特の雰囲気だし、かなり強烈な日になるって言ってくるんだ」
「決勝の結果がどうであろうと、将来どうするかを(チームと)共にそこから考えていく」
「僕はとてもオープンだ。もし、僕が世界で最も完成度の高いドライバー、あるいは世界でベストなドライバーになりたいなら、様々なマシンと様々なドライビングテクニックを体験し、ドライバーとして適応し成長する必要がある」
マクラーレンのCEOのザク・ブラウンは次のように述べた。
「私は毎年、マクラーレン・ホンダのマシンがインディアナポリスで戦っているのを見たい。もともと、私は(インディ参戦を)2018年に追求できるアイデアだと思っていたが、現在のF1の状況と、フェルナンドの願望と我々の要望、ホンダの要望といった要素が合わさり、とてもとても狭い機会に飛び込んだ」と、アメリカ人のブラウンは語った、
「マクラーレンはインディカーの大ファンだ。我々は、素晴らしいモータースポーツだと思っている。個人的には人生を通していつも近くにあったし、とても興奮している」
「そして、今回の挑戦を適切に行うために、かろうじて十分な時間があった。私がマーク(マイルズ/インディカーCEO)と、最終的にマイケル(アンドレッティ/アンドレッティ・オートスポートのチームオーナー)に電話した時、彼がすでにマシンを準備していたのが素晴らしかった。我々には、競争力が必要だからね」
「我々はいい準備ができている。(2度のCARTチャンピオンであり、2003年のインディ500ウイナーの)ジル・ド・フェランを招き、フェルナンドをアシストしている」
「私は、マクラーレンをインディカーでもっと定期的に見たいと思っている。フェルナンドともう一度やるかって? もちろん。同じ週末にモナコとインディがあることが問題であり、我々はチャンピオンシップを戦っているんだ」
「2018年は何が起きるか? どうなるかは見てみなければならない。言うまでもなく、我々が今持っているマシンよりも競争力のあるF1マシンを用意するために、我々は一生懸命作業をしているのだから」
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この記事について
シリーズ | IndyCar |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
執筆者 | David Malsher |