【インディカー】ダ・コスタ、インディ参戦にも興味?

ダ・コスタは、インディカー参戦に興味を抱いていたが、交渉相手であったカーリンがインディ参戦断念したため、実現は遠そうだ。

 現在フォーミュラEに参戦しているアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、BMWの契約ドライバーであり、BMWの世界耐久選手権(WEC)プロジェクトへの参加を希望していると共に、スーパーフォーミュラに参戦するために来日する可能性も噂されている。その上さらに、彼はインディカー参戦にも興味を持っているようだ。

 ダ・コスタは、GP3時代に英国の名門レーシングチームであるカーリンに所属しており、昨年のマカオGPに急遽参戦し優勝した際も、カーリンでの出場だった。この関係で、インディカーへの参戦についても、KVレーシングと組んでインディカーへの参戦を進めていたカーリンとの交渉を進めていたとみられる。

 しかしカーリンのチーム代表であるトレバー・カーリンは、motorsport.comに次のように語った。

「やむを得ない事情があり、2017年シーズン(のインディカー参戦)は我々から遠のいた。準備が遅れてしまい、今からひとつのチームにまとめ上げるのは困難だ。不可能ではないが、とても難しいだろう」

「ゆえに我々はインディ・ライツのチームに目を向け、取り組んでいく。我々はチャンピオンシップの防衛に挑戦し、それから2018年がどうなるか見てみよう」

 CARTやF1での経験があるティアゴ・モンテイロは、世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦しながら現在ダ・コスタのマネージャーを務めており、彼の将来についてmotorsport.comに次のように語った。

「アントニオはBMWと、フォーミュラEのアンドレッティと契約している。間違いなく、それが彼にとって主な目標だ」

「それでも、フォーミュラEは開催時期が他のシリーズと大きく異なっているため、他のことをする時間がある。アントニオは、明らかにシングルシーターかプロトタイプのように、パワーとダウンフォースがある速いマシンに乗りたがっている」

「だから私は彼のために、多くのカテゴリーで機会を探している。彼の需要は非常に高い。それは良いことだ! 2017年の彼のスケジュールに余裕があるので、すべての選択肢を探っているだけだよ」

 カーリンとKVレーシングのパートナーシップ締結の可能性が遠のいたことで、KVレーシングは存続の危機に立たされている。チームの設備と資産は未だインディアナポリスの拠点にあり、売却はされていないものの、財政難を理由に3名を除くスタッフ全員がチームを去っているようだ。

 カーリンとの交渉についてモンテイロは「チームは資金を必要としており、我々はそこで支援する立場にない。トレバーは私のキャリアにとって重要な人物で、彼がいなければF1には出られなかっただろう。それに間違いなく、彼はアントニオのキャリアも大いに助けていた。カーリンがアントニオを助けられるなら、彼は間違いなくそうしただろうが、これはビジネスだし、トレバーには適切なパッケージが必要だ」と語った。

 ダ・コスタはインディカーへのスポット参戦も視野に、様々なカテゴリーへの参戦を検討していくことになりそうだ。

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この記事について
シリーズ IndyCar
ドライバー アントニオ フェリックス・ダ・コスタ , Tiago Monteiro
チーム Carlin , Schmidt Peterson Motorsports
記事タイプ 速報ニュース