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【インディカー】パワー「2017年のペンスキーはトップ4独占も可能」

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【インディカー】パワー「2017年のペンスキーはトップ4独占も可能」
執筆:
2017/01/29 5:08

ウィル・パワーは、チーム・ペンスキーが2017年も強さを維持し、前例のないランキングトップ4独占も可能だと考えていることを明かした。

Race winner Will Power, Team Penske Chevrolet
Podium: race winner Will Power, Team Penske Chevrolet, second place Helio Castroneves, Team Penske Chevrolet, third place James Hinchcliffe, Schmidt Peterson Motorsports Honda
Will Power, Team Penske Chevrolet
Race winner Simon Pagenaud, Team Penske Chevrolet, second place Will Power, Team Penske Chevrolet
Team Penske sticker on the car of Will Power, Team Penske Chevrolet
Race winner Will Power, Team Penske Chevrolet
Will Power, Team Penske Chevrolet in mechanical trouble
Will Power, Team Penske Chevrolet
Will Power, Team Penske Chevrolet
Will Power, Team Penske Chevrolet
Will Power, Team Penske Chevrolet in mechanical trouble
Will Power, Team Penske Chevrolet
Will Power, Team Penske Chevrolet
Will Power, Team Penske Chevrolet takes the checkered flag

 ベライゾン・インディカー・シリーズの2014年チャンピオンであり、昨年はチャンピオンに輝いたチームメイトのシモン・パジェノーに次いでランキング2位だったウィル・パワーは、常勝チームであるチーム・ペンスキーのドライバー4人全員が今年もタイトル争いに絡んでくるだろうと語った。

 パワーはmotorsport.comに次のように語った。

「チームのドライバーを見てみれば、間違いなくシモンはこれまで同様強いだろう。昨年のシーズンは彼のためのものだった。彼にも悪い時期はあったが、シーズンを通してみんなの基準になるような仕事を続け、尊敬を集めていた」

「そしてエリオ(カストロネベス)は、僕たちが走るどんな種類のサーキットでも常に脅威だ。彼はまだ本当に速い。そして(ファン-パブロ・モントーヤに代わって2017年にチームに加入した)ジョセフ(ニューガーデン)は、間違いなくタイトルを狙える速さを持っている。ペンスキーに加入する前であっても、彼は昨シーズン中ずっとチャンピオン候補だった。彼がペンスキーに加入した今、さらに強くなって当然だ」

「だから、僕は僕たちのチームが今シーズンもベストだと考えている。ただ、それはホンダがオフシーズンの間にエンジンをどれだけ改善できたかによる。もし彼らがシボレーと互角のエンジンを用意しただけなら、彼らがペンスキーと戦うのは大変だろう。少なくとも、シーズンを通してならね。僕らは、チャンピオンシップでトップ4を独占することすら可能だろう。僕らは昨年ランキングで1-2-3だったし、2014年は1-2-4だった」

 シボレーからホンダにエンジンをスイッチしたチップ・ガナッシ・レーシングが手強くなるのか、それとも弱体化するのかと尋ねると、パワーは次のように答えた。

「わからない。ガナッシにとっては興味深い状況だ、そうだろ? ホンダは素晴らしいモノを持っているけど、彼らのエアロキットはロードやストリート、ショートオーバルで空気抵抗が大きすぎる」

「公平に言えば、ガナッシのようなチームがホンダエンジンを載せて走ることで初めて、シボレーと比べてホンダがどのような位置にいるのかわかる。そして、新しいエンジンや新しいエアロキットを使うというような状況に、ガナッシは非常に素早く適応するチームだということは誰もが知っている」

「しかし、僕たちはオフシーズンに多くのテストを行うことはできない。だから彼らがホンダ勢の中でベストだったとしても、少なくともシーズンの序盤は辛い時期を過ごすことになると思う。なぜならレイホール(レターマン・ラニガン・レーシング)もシュミット(ピーターソン)も非常に強いと思うからね」

「だからそうだね、しばらくはガナッシに対してもアドバンテージを持っていると思う」

準備万端のパワー

 昨年の開幕戦でパワーは、予選でポールポジションを獲得したものの、病気が原因で決勝に出走することができなかった。さらに、彼はジムでトレーニングをする体力もなかったという。これが、序盤の重要な数レースでの彼のパフォーマンスに影響してしまった。インディカーにはパワーステアリングもなく、ダウンフォースも大きいため、操縦するのが身体的にかなりきついからだ。

 しかし彼の体調が良くなるにつれて、彼は素晴らしい結果を残した。パワーはシーズン中盤に4勝を挙げ、シーズン残り3戦の段階でチームメイトでランキングトップだったパジェノーに対して20ポイント差まで追い上げた。しかし、そこから2度のリタイアを喫したため、タイトル獲得はならなかった。

 それにもかかわらず、パワーは病気がタイトル獲得を逃した理由だと言おうとはしなかった。

「僕たちは、昨年僕たちのどこに弱点があったのかをよく見ていた」

「間違いなく、病気が原因だという状況ではない。僕たちは、足りなかったと感じていたいくつかのエリアを見つけて、その原因を理解した。改善できることは常にあるんだ」

「例えば、ソノマの予選ではいくつかミスがあって、それがチームメイトたちの後ろ、4番手で終わった理由だった。ブレーキバランスの問題があったんだ。でもそれに加えて、風向きに対処するためにセットアップ変更をしたんだが、その方向性が間違っていた。実際、その一週間前にテストしていたものを発揮できてさえいれば、もっと良い結果が出ていたはずだ」

「そういった小さなミスをすると、強力なチームメイト3人が正しく週末を過ごしたら、大きな違いになってしまう」

余計な目標は設定しない

 先月父親になったパワーは、赤ちゃんの世話で忙しい日々を送っているものの、シーズンに向けての身体的な準備には影響はないと語った。

「トレーニングに関しては、昨年と比べて天と地ほどの差だよ! 苦しくないからね。ジムでのトレーニングがうまくいっていて、本当にいい感じだ。素晴らしい食事を食べ、素晴らしいプログラムでトレーニングしている」

「そして僕が言ったように、僕とデイブ(ファウスティーノ/パワー担当レースエンジニア)は、改善する必要があるエリアを考えてきた。インディ500のような場所でもっと改善しなければならない。昨年、そこでホンダは本当に素晴らしいパワーを発揮していたから。いくつか彼らの方が良かったサーキットがある。滑りやすいサーキットでは、今年は半分以上がそうだったけど、反対に僕らの方が大きなアドバンテージを持っていた。僕は、もう少し自分のマシンを改善していきたい」

 チーム・ペンスキーのインディ500優勝17勝目を狙うのとは別に、パワーは2つのサーキットで優勝したいと熱望している。

「ミッド・オハイオは僕が長い間優勝を試みてきたところだ」と彼は語った。

「僕らは2位を3度、2度のポールポジションを獲得したけど、優勝は出来ていない。昨年はトップを走っていたのに、僕は最後のリスタートで眠ってしまっていたみたいに、失敗してしまったんだ」

「そして、ロングビーチで数年勝てていない……あそこで優勝するのはいつも最高なんだ」

「しかし、僕はそこで勝ちたいと言っているだけで、勝たなければならないわけではない。僕らそういう目標を設定するのが好きじゃない。すでに行くレース全てで優勝しようとしているのに、目標を設定したら余計なプレッシャーがかかって、失敗してしまうから」

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この記事について

シリーズ IndyCar
ドライバー ウィル パワー
チーム Team Penske
執筆者 David Malsher