

ブリヂストンの北米子会社であるファイアストンは、インディカーの公式タイヤサプライヤーとして、複数年の契約延長を発表した。




ブリヂストンの北米におけるタイヤ製造・卸売事業子会社であるファイアストンは、ベライゾン・インディカー・シリーズとの契約を複数年延長し、インディカーの公式タイヤサプライヤーを継続する。
ファイアストンは、1911年に行われた最初のインディ500優勝者であるレイ・ハルーン(マーモン)を始め、昨年の優勝者であるアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)など、計65人の優勝者が使用したタイヤのメーカーだ。
1988年にブリヂストンに買収された同社は1995年、20年ぶりにインディカーに戻り、2000年からはインディカーにタイヤを供給している唯一のメーカーとなった。
インディカーの競技委員長を務めるジェイ・フライは、今回の契約延長について次のように語った。
「ファイアストンはインディカーの一部といっても過言ではなく、性能や革新性、安全性を向上に対する彼らの取り組みは驚きに値する」
「ファイアストンブランドは100年以上にわたってこのスポーツの一部を担い、コース内外で不可欠なパートナーであり続けている」
ブリヂストン・アメリカズのモータースポーツディレクターであるリサ・ボッグズは次のように述べている。
「ファイアストンブランドは、1世紀以上にわたってタイヤの信頼性を示す理想的なステージとして、レースを活用している。ベライゾン・インディカー・シリーズが提供するユニークで多面的なプラットフォームを介してファンと交流することができるため、当社のマーケティングにとって必要不可欠だ」
インディカーとファイアストンは、プラクティスで各車の走行を増やすために、各レースへのタイヤ供給数を増やすことを決定した。
それに加え、ロード/ストリートコースでのイベントでは金曜日のプラクティスで(ソフト側の)レッドタイヤ1セットが全チームに供給されることになっている。
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シリーズ | IndyCar |
執筆者 | David Malsher |