【インディカー】ポコノ予選:佐藤琢磨がポールポジション獲得!
第14戦ポコノの予選が行われ、アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨が、ポールポジションを獲得した。

インディカーシリーズ第14戦ポコノの予選、ポールポジションを獲得したのは、アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨だった。
佐藤は、インディカーのキャリア7度目のポールポジション獲得となった。最速ラップは220.045mph(時速354.128km)で、今回の予選で220mph台のタイムを記録した唯一のドライバーとなった。2周平均では219.639mph(時速353.475km)だった。
しかし、チームオーナーのマイケル・アンドレッティにとっては複雑な1日になった。ライアン・ハンター-レイがアタック中に第3ターンでコントロールを失い、激しくクラッシュをしてしまったのだ。
ハンター-レイはマシンから助け出されると、2人の救護クルーに肩を借りながら救急車に乗り込んだ。
アレクサンダー・ロッシは、1周目は良かったもののまとめきれず6番手。マルコ・アンドレッティは路面コンディションにマシンを合わせきれず、16番手となった。
シボレー勢トップは、チーム・ペンスキーのシモン・パジェノーで2番手。チームメイトのウィル・パワーは5番手だった。
ポイントリーダーのジョセフ・ニューガーデンは、14番手と振るわなかったが、ポイントランキング2位のエリオ・カストロネベスはターン1でクラッシュを喫しており、ペンスキー勢も明暗別れる予選となった。
午前中のプラクティスでクラッシュを喫したエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)は、懸命の修復作業がマシンの技術検査にわずか6分間に合わず、予選に出走できなかった。
【関連ニュース】
佐藤琢磨、MARUNOUCHI SPORTS FES 2017に登場。体力測定に挑戦
ホンダ八郷社長「佐藤琢磨と『もう一度優勝しよう』と話していた」
佐藤琢磨「モータースポーツの魅力・楽しさをみんなに知って欲しい」
【インディ500まとめ】歴史的快挙。佐藤琢磨の優勝を振り返る
この記事について
シリーズ | IndyCar |
イベント | ポコノ |
ロケーション | ポコノ・レースウェイ |
ドライバー | 佐藤 琢磨 |
チーム | アンドレッティ |
執筆者 | David Malsher |