【インディカー】モントーヤとセルビア、新エアロキットに好印象

シェア
コメント
【インディカー】モントーヤとセルビア、新エアロキットに好印象
2017/07/27 8:38

モントーヤとセルビアは、2018年に導入される共通エアロキットをインディアナポリスでテストしたが、その第一印象は良好だったようだ。

Oriol Servia with the 2018 Honda IndyCar
Juan Pablo Montoya testing the 2018 Chevrolet IndyCar
Juan Pablo Montoya testing the 2018 Chevrolet IndyCar
The 2018 Chevrolet IndyCar
Oriol Servia testing the 2018 Honda IndyCar
Oriol Servia testing the 2018 Honda IndyCar
Juan Pablo Montoya testing the 2018 Chevrolet IndyCar
Oriol Servia testing the 2018 Honda IndyCar
Oriol Servia testing the 2018 Honda IndyCar
Juan Pablo Montoya testing the 2018 Chevrolet IndyCar
Oriol Servia testing the 2018 Honda IndyCar
Juan Pablo Montoya testing the 2018 Chevrolet IndyCar

 ファン・パブロ・モントーヤとオリオール・セルビアは、火曜日にインディアナポリス・モータースピードウェイで2018年仕様のユニバーサルエアロキットの初テストを担当した。両ドライバーは、その感触に好印象を持ったようだ。

 モントーヤとセルビアのふたりのベテランは、2016年のインディ500に匹敵するペースで、それぞれ100周以上を走破した。

「エキサイティングだよ! そのクルマに乗ったのは初めてだったけど、本当に、本当にうまくいっている」

 そうモントーヤは新エアロキットを賞賛した。

「クルマは見た目も良いし、ドライブしてもとても良いんだ。彼らが本当に多くのことに取り組んだんだと思う。リヤホイールのガードがなくなったりしたことで、マシンのリヤエンドの重量が減った。そのため、ドライビングがしやすくなったんだ」

「まだトラフィックの中では走っていないけど、クルマは良くなっているはず。だから、レースもきっと素晴らしいものになるだろう」

 セルビアも、新エアロキットを高く評価している。

「新しいマシンの最初のテストは、インディで行われた」

 そうセルビアは説明する。

「もちろん全てのレースが重要だけど、最終的にはインディ500が最も関心を集めるレースだ」

1周目からとても快適に感じた。クルマの感触は素晴らしいよ。賢いことはあまり言えないけど、ピットを出た時から全開だった。それが、クルマがどれほど良いかの説明になっていると思う」

 テストは当初2日間にわたって行われる予定だったが、火曜日の午後5時に全てのチェック項目が完了したことで、日程は1日に短縮された。

「我々が望んでいたのと全く同じように走ったと思う」

 インディカーの競技部門代表であるジェイ・フライはそう説明した。

「新しいボディキットがどのようなものかを示すデータは取りきった。我々は計画を持ってテストに臨んだが、チームとドライバーが素晴らしい仕事をしたため、問題なくテストが終了した」

 新しいボディキットはインディカーやダラーラ、そして英国のデザイン専門家の共同で製作された。その開発には、2016年末のチップ・ガナッシやアンドレッティ・オートスポート、エド・カーペンター・レーシングなどによるトラック上でのテストやスーパーコンピューターによる数値流体力学(CFD)解析、風洞でのテストなど多くの時間が費やされた。

 かつて、2012年から導入された第4世代のダラーラ製シャシー、IR-12が設計された時にも同様のプロセスが用いられた。2011年の9月にダン・ウェルドンが乗り込み、最初のテストを3日間行った。しかし、ホンダエンジンを載せたダラーラのシャシーはハンドリングに問題を抱え、時速210マイル(時速約338km)に到達するのにも苦労していた。

 2011年の最終戦ラスベガスで事故死したウェルドンに敬意を表し、最終的にDW12と名付けられたこのシャシーは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでもドライブできるように、フロアを再設計する必要があった。

 その6年後に開発された、新ボディキットを搭載したマシンに乗り込んだセルビアは、コースインしてからわずか4周後に非公式ながら時速217マイル(時速約349km)を記録している。

 テストを1日で終了した後、インディカーの副競技委員長であるビル・パパスは、その顔に明らかに大きな笑みを浮かべていた。

 パパスは次のように語った。

「ドライバーが初めて競争力のあるラップをし、フィードバックをそのドライバーから得るまでは、固唾を飲んで見守るしかなかった。我々は喜ぶべきだと思う。風洞やCFDで予測されていた数値と、テストで得られた数値が一致したんだ」

 新ボディキットが急造だと批判するメディアや、マシンに関心を持つ他チームのクルーが群がる中、テストはスロースタートを切った。

 モントーヤは午前9時15分を前に1周目を走行したが、その45分後にはセルビアのマシンが多くの観客が集まるターン2でストップし、この日最長のイエローフラッグが振られた。

 インディアナポリスのセーフティクルーが、セルビアの乗る93号車を牽引。シュミット・ピーターソン・モータースポーツのクルーの元にマシンが戻ると、問題の原因が”ソフトウェア”だと判明した。

 午前中のセッションのうち大部分は、チームやドライバー、メーカーの誰もが快適なバランスを見つけようとしていたため、ショートラン中心で走行が行われた。

 セルビアとモントーヤは、マシンのハンドリングが改善されていくにつれてタイムを上げ、両者が20周以上の走行でこの日のセッションを締めくくった。これも非公式だが、時速218マイル(時速約351km)を記録している。

 インディアナポリスではオーバル用のボディキットがテストされたが、ロード&ストリートコース用のボディキットは、ミッドオハイオ・スポーツカー・コースで8月1日にテストデビューすることになっている。

Story by Steve Wittich

【関連ニュース】

18年新マシンのテスト開始。新車がコスト削減に寄与?

インディカー18年仕様新型エアロキット、インディアナポリスで公開

インディカーテスト参加のローゼンクビスト、「完璧」との評価

インディカーの新エアロキット、ドライバー保護装置の導入前提で設計

ホンダ、エンジントラブルの原因を究明。次戦より対策

次の IndyCar ニュース
【インディカー】18年新マシンのテスト開始。新車がコスト削減に寄与?

前の記事

【インディカー】18年新マシンのテスト開始。新車がコスト削減に寄与?

次の記事

【インディカー】佐藤琢磨に内閣総理大臣顕彰の授与が決定

【インディカー】佐藤琢磨に内閣総理大臣顕彰の授与が決定
Load comments

この記事について

シリーズ IndyCar
ドライバー オリオール セルビア , ファン・パブロ モントーヤ
記事タイプ 速報ニュース