【インディカー】最後尾から優勝のブルデー「実はレースを諦めていた」

最後尾グリッドから優勝を果たしたブルデーは、予選でミスを犯したせいで、レースを諦めていたと明かした。

 インディカーシリーズの開幕戦を制したセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)は、最後尾からのスタートとなったこのレースを諦めていたが、FCY(フルコースイエロー)をうまく利用し、優勝することができたと話した。

 セント・ピーターズバーグで開幕した2017年のインディカーシリーズ。ブルデーは予選のアウトラップでクラッシュしてしまい、最後尾の21番グリッドから開幕戦を戦うことになってしまった。しかしFCYをうまく利用したブルデーは2番手に浮上し、数周後にはトップを走っていた昨年のチャンピオン、シモン・パジェノー(チップ・ガナッシ・レーシング)を追い抜いた。そのままパジェノーを引き離し、最後尾から劇的な勝利を挙げた。

「正直に言うと、あのイエロー(FCY)のおかげで前に出ることができた。予選でのミスを取り返せた」とブルデーは話した。

「(FCYを)うまく利用できたと思う」

「おそらく、このレースはミスを取り返すのが最も難しかったレースだ」

「ここで他のドライバーをパスするのは本当に難しいけど、今日の僕たちのマシンははそれができるだけのものだった。今週はそういうレースだった。予選のあとはレースを諦めていたんだけどね!」

「自分でも何が起こるか全くわからなかった。昨日はあんな予選だったのに、今日はこういう結果になるなんて……なんと言ったらいいのかわからない。みんなに感謝している」

 今シーズン、デイル・コイン・レーシングはブルデーに注力している。というのも、ブルデーがチャンプカー・ワールド・シリーズで4度タイトルを獲得した際に、彼のレースエンジニアを務めていたクレイグ・ハンプソンをチームに呼び寄せ、再度ブルデーとタッグを組ませている。

「まるでバンドを再結成したみたいだ。それでいて最初のレースに勝った。こうやってもっと勝てることを願っている。その瞬間を楽しむだけだ。素晴らしいレースだったし、ここにいるスタッフもみんな素晴らしい。ずっとこういう日を夢見ていた」

タイヤがもたなかったパジェノー

 一方レースに敗れ2位に終わったパジェノーは、ブルデーを賞賛した。予選でブレーキトラブルに見舞われたパジェノーは14番手からスタートし、彼もまたFCYを利用して上位に浮上していた。

「セバスチャンにおめでとうと言うよ。彼らは今日のレースでとてもすごいことをした」

「正直、彼には手が届かなかった。僕たちにも競争力はあったが、彼はとても強かった」

「スタートではとてもラッキーだった。混乱があったけど、僕はそれを避けてターン3へ向かうことができた。何が起きていたのかわからなかった」

「14番手から9番手までポジションが上がった。そこからは全力でプッシュしていたけど、そのせいでタイヤがダメになってしまったので、最後までプッシュできなかった。また挑戦するよ」

「2位でレースを終えることができてとても嬉しい。おそらく今日は、ペンスキーに移籍して以来一番難しい週末だった」

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この記事について
シリーズ IndyCar
イベント名 セント・ピーターズバーグ
サーキット セント・ピーターズバーグ市街地コース
ドライバー シモン パジェノー , セバスチャン ブルデー
記事タイプ 速報ニュース