【インディカー】第3戦決勝:佐藤琢磨9位「3輪ブレーキ状態だった」
インディカーシリーズの第3戦が行われ、アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨は9位。今季2度目のトップ10フィニッシュを果たした。

インディカー第3戦”ホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマ”がバーバー・モータースポーツパークで行われ、アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨は14番グリッドからスタートし、9位でチェッカーを受けた。
「大変な週末でしたが、スタートはエキサイティングでした。何台かをオーバーテイクして、いいスタートが切れたからです」
レース後、佐藤はそうコメントを残している。しかしその後の道のりは厳しいものだった。ブレーキに問題を抱えていたのだ。
「その後はペースが伸び悩んで少し苦しみました。最初のスティントではブレーキがやや不調でした。そこでブレーキ・バイアスを完全にフロント側にしました。その後、ひとつのブレーキを失い、3輪ブレーキの状態になったのは残念でした」
そんな状況でも90周のレースを走り切り、開幕戦に次ぐ今季2度目のトップ10フィニッシュを果たした。
「レースを通じて調整を重ねていくことで状況は徐々に改善されていきます。こうした苦難を僕たちはうまく乗りきったと思いますし、メカニックたちはピットストップで大活躍してくれました。9位は最高の結果とはいえませんが、自分たちがもともといたポジションのことを考えれば、いい結果で満足のいくポイントを獲得できたレースだと思います」
インディカー第4戦は2週連続開催。アリゾナ州フェニックスに場所を移し、現地時間の4月29日(土)夜9時(日本時間30日10時)から、ナイトレースとして行われる。しかも、今季初のショートオーバルである。
【コメントは「アンドレッティ・オートスポーツのプレスリリース」より抜粋】
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この記事について
シリーズ | IndyCar |
イベント | バーミンガム |
サブイベント | Sunday race |
ロケーション | バーバー・モータースポーツ・パーク |
ドライバー | 佐藤 琢磨 |
チーム | アンドレッティ |