【インディカー】クラッシュのハンター-レイ、決勝出場は再検査で決定
予選で激しいクラッシュを喫したハンター-レイだが、決勝に出場するかどうかは日曜日の再検査で決定するという。

アンドレッティ・オートスポートのライアン・ハンター-レイは、予選中にターン3でコントロールを失い、ウォールに激しくクラッシュしてしまった。2人のスタッフの助けを借りながら自力でマシンを降り、その後リーハイ・バレー病院に搬送されていた。
インディカー側は、このクラッシュで腰と膝を負傷したハンター-レイが決勝に出場できるかどうかはまだはっきりしていないと発表されており、日曜日の朝に再検査を行うようだ。
土曜日の夜、ハンター-レイはクラッシュの衝撃が138Gにも及んでいたことを自身のSNSで投稿した。また、日曜日の朝は”痛みで目を覚ますことになりそうだ”と彼は考えているが、レースに出場することを望んでいる。
予選についてハンター-レイは、「今日の予選では、いつの間にかマシンのコントロールが効かなくなった」と話した。
「マシンが少し小刻みに動いて、それをどうにかすることができたと思っていた」
「何の前兆もなくその揺れが2回も起きて、少し混乱していた」
「腰と膝をかなりの勢いで打ってしまった。医師たちはさらなる検査をするのが最善策だと考えているようだ」
またハンター-レイはもしレースに出場することが可能なら、優勝することもできるだろうと考えている。
「アンドレッティ・オートスポートというチーム全体がマシンを走れる状態に戻すために懸命に作業をしてくれていることを僕は知っている。それにレースは500マイルあるから、最後尾からでもまだ勝てるチャンスはある」
ハンター-レイのクラッシュを含め、ポコノでは土曜日に3回アクシデントが発生している。エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)は午前中のフリー走行でクラッシュし、予選ではハンター-レイのアクシデントの直前にエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)がクラッシュしている。
なおカストロネベスと、マシン修復が間に合わず予選に出走できなかったカーペンターは、土曜日の夜に行われた最後のフリー走行には出走することができた。
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この記事について
シリーズ | IndyCar |
イベント | ポコノ |
ロケーション | ポコノ・レースウェイ |
ドライバー | ライアン ハンター-レイ |
チーム | アンドレッティ |
執筆者 | Matt Beer |