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インディ500の巨大な優勝トロフィー、初の”海外旅行”。日本へ出発

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インディ500の巨大な優勝トロフィー、初の”海外旅行”。日本へ出発
執筆:
2017/11/29 10:15

”82歳”のボルグワーナートロフィーは、インディアナポリスから日本のツインリンクもてぎに向けて、輸送が開始された。

Takuma Sato sitting for Borg-Warner Trophy bust
Takuma Sato sitting for Borg-Warner Trophy bust
Winner Takuma Sato, Andretti Autosport Honda
Winner Takuma Sato, Andretti Autosport Honda celebrates
Takuma Sato, Andretti Autosport Honda Helio Castroneves, Team Penske Chevrolet
Takuma Sato, Andretti Autosport Honda celebrates his win of the Indy 500 by kissing the Borg-Warner Trophy on the yard of bricks
Borg-Warner Trophy bust of Takuma Sato
Takuma Sato sitting for Borg-Warner Trophy bust
Takuma Sato drives a Honda RA300
Race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1, tries on the Indy 500 winners ring belonging to interviewer Takuma Sato
Takuma Sato

 インディ500の優勝トロフィーである”ボルグワーナートロフィー”は、歴代優勝者全員の顔をかたどったレリーフが埋め込まれたスターリングシルバー製の巨大なトロフィー。アンドレッティ・オートスポート-ホンダと共に第101回インディ500に優勝した佐藤琢磨を祝うため、今週末に開催される「Honda Racing THANKS DAY 2017」に合わせて、日本への輸送が今日始まった。

 これまでイギリス、ブラジル、オランダ、カナダ、スウェーデン、コロンビア、ニュージーランドといった国からインディ500ウイナーが生まれているにもかかわらず、82年の歴史があるこのトロフィーがこれまでアメリカ国外に持ち出されたことはなかった。

 しかし28日(火)、ボルグワーナートロフィーはインディアナポリス・モータースピードウェイのミュージアムからデトロイトまで陸路で輸送された後にミネアポリスまで空輸され、そこから日本にフライトする予定となっている。なお、このトロフィーには350万ドル(約3.9億円)の保険がかけられている。

 日本でのお披露目は、12月3日(日)にツインリンクもてぎで開催される「Honda Racing THANKS DAY 2017」となり、このイベントには佐藤も参加。インディ500優勝マシンで、もてぎのオーバルコースをデモ走行する予定だ。

 その後、トロフィーはアメリカの自動車部品メーカーであるボルグワーナー社の三重・名張工場や、東京のホンダ本社を巡ったあと、12月12日に日本を後にする。インディアナポリスのミュージアムに戻るまで、トロフィーは約1万3000マイル(約21000km)の大移動をする見込みだ。

 佐藤はトロフィーの来日について、次のように語った。

「ボルグワーナートロフィーが日本に来ることは、とても特別なことだと思います。あのトロフィーは、世界最大のレースで勝ったことを象徴しています。僕が2017年のインディ500に勝ち、あのトロフィーに自分の顔が埋め込まれていることをとても誇りに思います」

「2週間近くの間、ファンやメディアを通して日本中の方がトロフィーを目にすると思います。僕がインディ500に勝った最初の日本人ドライバーであることを光栄に思いますし、チームやホンダの業績をお祝いするために、ボルグワーナートロフィーが初めてアメリカ国外に旅をすることになったことを、非常に嬉しく思います。来年もぜひやりましょう!」

 ボルグワーナー社のマーケティング担当副社長であるスコット・D・ジレット氏は「ホンダのインディ500の12勝目、そして彼らの母国出身ドライバーである琢磨が初めて”500”に勝ったお祝いを手助けすることができて、ボルグワーナーにとっても光栄だ」と述べた。

「重さ110ポンド(約50kg)、高さは5フィート(約152cm)以上もある、この歴史的で象徴的なトロフィーは、インディ500の素晴らしい歴史と伝統を表している。それは、1911年の最初の”500”ウイナーまで遡ることができる」

「ボルグワーナートロフィーをレースファンやメディア、我々の従業員など日本中の人々に見せることができるのは非常に誇らしいことだ」

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この記事について

シリーズ IndyCar
ドライバー 佐藤 琢磨
執筆者 David Malsher