【インディ500】アロンソの指南役、ジル・ド・フェランのインタビュー

ジル・ド・フェランは、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの指南役を務める。その彼にインタビューをした。

 先週末に行われたインディカー第3戦バーミンガムにマクラーレンのフェルナンド・アロンソが来場し、インディカーを視察した。そこでアロンソはインディ500参戦に際し、彼の指南役を担うジル・ド・フェランと対面した。

 その後、ド・フェランは、アロンソのインディ500参戦計画についてインタビューを受けた。

 ド・フェランは、インディ500優勝、またCARTでも2度チャンピオンとなった経験を持つ。ドライバー引退後は2007年までホンダF1のスポーティングディレクターを務めた。2008年には自身のチームを立ち上げ、昨年のインディカーチャンピオンであるシモン・パジェノーを擁し、監督兼ドライバーとしてアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦した。

ーー具体的にどのような仕事をするのですか?

「インディ500参戦に向けて、彼の全ての練習セッションに付き添い、また全てのミーティングに参加する。これからレースの日まではフェルナンドに付きっ切りになるだろう」

ーーアロンソは初めてのオーバルサーキットで争うこととなりますが、彼の課題とはなんですか?

「小さなことがいくつかある。F1と似ているのは、常に限界ギリギリのところでマシンをドライブしているということだ。しかし環境が全く異なっている。オーバルサーキットは壁に囲まれており、ハイスピードで、他のドライバーとの距離が近い。よって、マシンの仕様が全く違うし、ドライブした時も違った印象を受けるだろう。しかし、我々の話題になっているのは、かのフェルナンド・アロンソだ。彼は私が見てきたドライバーの中でも最高峰レベルのドライバーだ。非凡な才能を持っている。我々は細部に気を配りながらも、彼の進捗に合わせ、テストプログラムをできるだけ早く進行させる必要がある」

ーー完全に学び取れるまでの時間の猶予はありますか?

「どうだろうか、私からはなんとも言えないが、彼は私が会った偉大なドライバーのひとりだ。彼に競争力があると確信している理由もそれだ。彼はとてもひたむきな男で、自分で得た情報の全てを理解し、吸収しようとするだろう。きっと彼はうまくいくだろうね」

ーーバーミンガム戦ですでに彼と対面したと思いますが、彼に対する第一印象を教えてください。

「私は彼がとてもオープンで、意欲的であり、この状況を楽しんできるように見えた。彼は素晴らしいチームでインディ500に参戦するし、ホンダは良いパフォーマンスを発揮するだろう。全てはそうやって進んでいるのだ。マイケル(・アンドレッティ/アンドレッティ・オートスポートのオーナー)は素晴らしいチームを経営している。アンドレッティは、ペンスキーとガナッシと共にインディカーを支配してきたチームの1つだ。マイケルはヨーロッパでもレースをしており、そういった考え方を心得ている。このような要素が全て(アロンソのインディ500参戦に)役に立つことだろう」

Interview by Bruno Ferreira

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シリーズ IndyCar
記事タイプ 速報ニュース