【インディ500】アロンソ「どんなコンディションでも良い練習になる」
フェルナンド・アロンソは、インディ500のフリープラクティス3日目が強風に見舞われたのは「いい経験だった」と語る。







マクラーレン・ホンダ・アンドレッティのドライバーとして今季のインディ500に参戦するフェルナンド・アロンソ。そのアロンソは3日目のフリープラクティスに臨み、39周を走行して4番手となった。
「すごくトリッキーだった」
この日のインディアナポリスは、強風に見舞われた。そのコンディション下でオーバルコースを走ったアロンソは、そう語った。
「今日のコンディションは役に立たない。だから、ほとんどのドライバーはあまり走らなかった。でも、僕にとってはどんなコンディションもいい練習になる」
「今日は、強風の中でどうドライブすればいいかを学ぶ日だった。そして、コーナーごとにマシンをセットアップする方法もね」
「すべてが予定通りに進んだ。チームは僕の走行を、エンジンチューニングの面でも役立てた。だから、生産的な1日だったと思う」
ピットストップも練習
アロンソはこの日、ピットストップの練習もこなした。この日のピットはプラクティス用だったため、レースとは異なる。しかしアロンソはこれも、自らが学んでいく上で良いステップだったと考えている。
「僕は今日、何度かピットストップの練習をした。それは僕だけでなく、スタッフのためのものでもあった」
そうアロンソは語った。
「彼らの方でも幾つかのことを学んだだろうし、僕の側でもそうだ。どうやってファストレーンに合流すればいいのか、あるいは遅いレーンに出ればいいのか……今日はプラクティスだったから問題ないけど、レースの日には33台のマシンがピットにいる。すごい交通量になるんだからね」
ファンの熱狂
アロンソは、周囲からの関心が高まっているにもかかわらず、インディアナポリスで経験できることを楽しんでいると語る。
「楽しいよ、間違いなく!」
そうアロンソは言う。
「ここでは、ファンからのたくさんの応援も受けることができるんだ。彼らは、ここでは僕らにとても近いところまで来れるんだ。ピットレーンや、ガレージなどにね」
「僕がどこに行っても、彼らは僕についてきてくれる。他のドライバーは、それを利用していると思うよ。彼らは僕が行ってしまうのを待ってから、問題なく移動しているんだ」
「仕方ないよ。僕はここでは新入りだからね。最初はサインだって必要だろう。でも、明日2回目のサインをする必要がないといいね」
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この記事について
シリーズ | IndyCar |
イベント | インディ500 |
ロケーション | インディアナポリス・モーター・スピードウェイ |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | アンドレッティ |
執筆者 | Edd Straw |