【インディ500】カストロネベス「ディクソンを見て思わず目を閉じた」

カストロネベスは、宙を舞ったディクソンのマシンの下を通過した際の状況について語った。

 エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)は、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がクラッシュで宙を舞った際、その真下を通ったことを明かした。また、その時の状況について話した。

 インディ500の決勝レース53周目、ディクソンは、周回遅れのジェイ・ハワード(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)のマシンに突っ込んでしまった。ディクソンのマシンは宙を舞い、タイヤバリアに落下。そしてマシンは激しく損傷した。

 カストロネベスは接触を避けるために急いでステアリングを切ったものの、宙を舞うディクソンのマシンの真下を通ったことに気がついたという。

 これまでインディカーで3勝を挙げ、今回のインディ500では優勝した佐藤琢磨にわずか0.2011秒及ばなかったカストロネベスは、集まったメディアに対してこう話した。

「彼が飛んでいるのが見えた。頭を引っ込めて、目を閉じた。目を開けた時には、僕は芝生の上にいた」

「ハワードがラインを外れていたのが見えた」とカストロネベスは続けた。

「彼は跳ね返ってくるだろうとわかった。なぜなら、前にもこういうことがあったからね……確か2011年だったと思うけど、僕はクラッシュに遭いかけた」

「そういうことになるんだろうと考えた。ディクソンを見た時、"ああ、彼はおそらくクラッシュするだろう"と僕は思った」

「だから僕は、先に左側に動いていた。彼ら(ディクソンとハワード)が接触した後、マシンはかなりのスピードで空中を舞って僕の方に向かってきた。急いでマシンをイン側に寄せたよ」

「突然芝生が見えたんだ。そこで、自分が芝生の上にいるのだと理解した。そこには"こぶ"があった。何が起きたのかわからないけど、マシンがジャンプした」

「"持ちこたえるか? OK、大丈夫だ。すべて問題ない"と思っていたよ」

「赤旗で止まった時、僕たちはウイングレットが壊れ、フロントウイングも壊れていることに気がついた」

 また彼は、マシンのリヤバンパーのポッドについているウイングレットがどうやって壊れたのかわからなかったことを認めたが、デブリのせいではないかと推測している。

「どうやってウイングレットが壊れたのかわからない」

「いくつかのパーツがマシンと接触していた。(ディクソンのマシンとの距離は)本当に近かった。彼のマシンが空中を舞っていたのを見た。でも彼のノーズがウイングレットに接触したのかどうかはわからない」

「あれを避けることができて本当にラッキーだった。かなりひどいアクシデントだったけど、彼が大丈夫だったので嬉しいよ」

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この記事について
シリーズ IndyCar
イベント名 インディ500
サーキット インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
ドライバー エリオ カストロネベス , スコット ディクソン
記事タイプ 速報ニュース