【インディ500】大事故のブルデー手術成功。今季中の復帰は絶望

インディ500の予選初日に大クラッシュを喫したセバスチャン・ブルデーの手術は成功。しかし今季中の復帰は難しいと考えられている。

 インディ500の予選1回目で大クラッシュを喫し、骨盤など複数箇所を骨折したセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)の手術がメソジスト病院で行われ、成功したことが明らかになった。

 インディカーのメディカルドクターを務めるジェフリー・ビロウズ博士は、「外科手術は順調に進んだ。今朝(22日)、私はセバスチャンに会ったが、期待した以上に良くなっていた」と声明を発表した。

「これは素晴らしいニュースだった」

 チームオーナーのデイル・コインはそう語った。

「なぜなら、彼らは2回の手術が必要だと考えていたからだ。彼は非常に強い男で、とても元気そうだ」

「セバスチャンの手術は10時40分に終わった。そして、その20分後に執刀医が降りて来て、『手術はとてもうまくいった』と語った」

 またコインは、モノコックの強靭さについてダラーラを賞賛し、さらにセーフティバリアが機能したことについても満足しているという。

「少し前だったら、それは致命的な事故になっていたかもしれない」

 そうコインは言った。

「今回の事故の衝撃は118Gだった。しかし、クルマはその役割をしっかりと果たした。コンポーネントが侵入してくることはなく、パネルもジャスティン(ウィルソン)が2013年のフォンタナで事故を起こした時に追加された。そして、シートが多くのエネルギーを吸収するチャンスを与えた」

「とても好調だったのに、セバスチャンにとってはとても残念だった。トラフィックの中でも速かったし、トゥ(スリップストリーム)がなくても、すごく速かった」

「彼の231mphのラップは凄かった」

 ブルデーの予選での最初の2周について、コインは語った。

「ストレートでは239mphだった。ラップタイムは他の誰よりも速かった。ポールポジションを取れるように見えたんだ」

「手術前に彼と話をしたところ、彼は全てを思い出していた。彼はターン1で少し振れたことで、限界に達していることを知っていた。そしてターン2で苦労した」

 インディ500でのブルデーの代役は、ジェームズ・デイビソンが務めることも決まった。デイビソンは2009年のインディ・ライトでランキング2位になったドライバー。インディカーへの出走は4回しかないが、そのうち2回はインディ500であり、2015年のインディ500にはデイル・コインのマシンで出走している。

「スペアカーを組み上げなければならない」

 コインはそう語る。

「しかし私は昨夜、スタッフたちを家に帰した。彼らは当然、非常にショックを受けていた」

「今日、スペアカーが組み上がることは決してないだろう。もし明日組み上がれば、幸運だと思う」

 ブルデーは6〜8週間を松葉杖を使って過ごした後、リハビリにも臨む必要があると考えられている。そのため、今季中の復帰は難しいと考えられている。

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この記事について
シリーズ IndyCar
イベント名 インディ500
サーキット インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
ドライバー セバスチャン ブルデー
チーム Dale Coyne Racing
記事タイプ 速報ニュース