ドレイヤー&レインボールド、インディ500でのパトリック起用を示唆

ドレイヤー&レインボールド・レーシングは、インディ500でダニカ・パトリックを起用する可能性について語った。

 インディカーに参戦するドレイヤー&レインボールド・レーシングのチームオーナーであるデニス・レインボールドは、今年のインディ500には2台体制で挑むつもりであり、そこで起用するドライバーの候補にダニカ・パトリックが含まれていることを明らかにした。

 近年では、ドレイヤー&レインボールド・レーシングはインディカーに1台のみのエントリーを行い、チップ・ガナッシ・レーシングなどとテクニカルパートナーシップを締結していた。しかしレインボールドは、今年は単独でエントリーし、さらに2台を走らせることを目標としていると語った。

 また彼はインディ500について、2台のうち片方のシートには今年もセージ・カラムが収まる可能性は”大いにある”と説明した。なおもう1台については、複数のドライバーらが争っているようだ。

 先日、ダニカ・パトリックが今年のデイトナ500とインディ500を最後にドライバーを引退することを発表したが、彼女は今もこの2レースに出場するためのシートを見つけることができていない。パトリックとは話をしているのかとレインボールドに尋ねると、彼はmotorsport.comにこう話した。

「我々はダニカ側の人々と話をしてきている。しかしそこに誰が座るのかわからない」

「だがダニカは(インディ500開催地の)スピードウェイで常に良い走りを見せていた。もし彼女が6年ぶりにインディ500に出場しても当時のレベルで走ることができれば、彼女はもう一度力強いレースができるだろうし、我々も非常に競争力のあるパッケージを彼女に用意できる」

「だから彼女は我々のドライバーリストに載っている。セージもそうだ。J.R.ヒルデブランドもリスト上位に載っているし、他にもオリオール・セルビアといった実力のあるドライバーとも話をしている」

 またレインボールドは、彼が話し合いを行っているドライバーには財政的な面にも理由があると語った。

「我々は資金のあるドライバーとも、全く資金の無いドライバーとも話をしている」

「しかし常に最優先事項はレースで勝つことであり、その可能性を持つドライバーをふたり起用することによって、(レースで勝てる)チャンスを2倍にしたい。今後1〜2週間でドライバーをひとり発表できると言えよう。もうひとりも大体同じ時期になるはずだ」

2台のマシンを走らせるための投資

 伝統的に、インディカーのチームオーナーは1台のマシンを走らせるよりも、2台のマシンを走らせた方がより経済的に理にかなっていると考えている。しかしレインボールドによれば、シーズン中にマシンスペックが大幅に変更される場合や、スポット参戦の場合はそうではないのだという。

「そうじゃないんだ。その場合は経済的なものは何もない!」

「だけど私は2台のマシンを走らせようと決めたのだ。ダラーラやシボレー、インディカー側とも話をして、それを成し遂げようとしている」

「今年私は設備に投資をしているが、これは痛みを伴うものだ。なぜならマシンを2台走らせる場合、(1台の時の)2倍のコストがかかるからだ。すでに作業に取り掛かり、ホイール、ホイールガン、シャシー、無線など様々なものの”追加セット”を用意している。現在1台を走らせる準備は整っているが、適切にこれを行い、さらにはバックアップを用意するために、我々の設備に再投資することを決断した。それゆえ我々はレースに加えて、他のことをするためにも柔軟性を持たなければならない」

「2台のマシンを走らせる決断の裏には、長期的に考えられてきた原理がある。私は今後数年の間、マシンを2台走らせたいと考えている。これがチームにとってベストなことだ。我々はかなりの数のスポンサーを魅了することができているし、これ(2台体制での参戦)を維持したり、インディ500での2台エントリーをキープするための財政能力にも満足している」

 またレインボールドは、昨年グローバル・ラリークロス・チャンピオンシップのライツクラス参戦していた彼のチームが今年も同クラスに参戦することを併せて明らかにした。昨年はクリスチャン・ブルックスを起用し、ランキング2位でシーズンを終えている。

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この記事について
シリーズ IndyCar
ドライバー Danica Patrick , J.R. ヒルデブランド , オリオール セルビア , セージ カラム
記事タイプ 速報ニュース