フェラーリ会長、アルファロメオのインディカー参戦検討を認める

フェラーリの会長を務めるセルジオ・マルキオンネは、アルファロメオのインディカー参戦に興味を持っていることを認めた。

 フェラーリの会長で、フィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)のCEOを務めるセルジオ・マルキオンネは、アルファロメオのインディカー参戦に興味を持っていることを認めた。

 フェラーリは、2016年に長年傘下にあったFCAから独立したものの、実質的にはFCAの影響を大きく受ける、子会社的な存在である。

 一方、F1ではフェラーリがザウバーとの提携を強化。昨年11月に、FCA傘下のブランドであるアルファロメオがF1に復帰し、アルファロメオ・ザウバーの誕生が発表され、実質的なフェラーリのジュニアチームとなった。

 また、フェラーリと提携状態にあるハースF1チームは今月初め、同様のリブランディングについてオープンな姿勢をとると語っていた。

 デトロイトで開催された北米国際オートショーで、マルキオンネはハースを使ってFCAのブランドを宣伝することについて、”良いプロジェクト”になると認めた一方で、噂されていたマセラティのフォーミュラE参戦は否定した。

 マルキオンネは、2021年に導入されるF1の新しいエンジンコンセプト案を声高に批判。F1撤退も辞さないとコメントしている。さらに、インディカー参戦を検討していると明言。インディカーに長年に渡ってシャシーとボディワークを提供しているダラーラのオーナー、ジャンパオロ・ダラーラ氏を尊敬していると付け加えた。

「なぜインディカーにアルファロメオがいないのか?」とマルキオンネは述べた。

「我々はそれ(アルファロメオのインディカー参戦)について検討している」

「ジャンパオロ・ダラーラ氏のことを、私は最高のイタリア人エンジニアとみなしている」

 インディカーの競技委員長であるジェイ・フライは、インディカーが交渉を行っているメーカーの中に、FCAが含まれているかどうかを明言しなかった。

 フライは、motorsport.comに次のように語った。

「過去数カ月、特に2017シーズンが終わってから、我々インディカーはシリーズのパートナーとなる見通しについて、メーカーと多くの話し合いを行ってきた」

「それはシリーズとしてどこに向かうのかについて、この先5年間の計画を立てる上で役に立つ。2018年のマシンがデザインされるよりも前から、我々はシボレーとホンダ、各チームと話し合いを行ってきた。そして、我々の将来のパートナーや友人となり得る他のメーカーから意見をもらうため、話し合いを行ったのだ」

「今、我々は新しい(共通エアロキットを搭載した)マシンを走らせ始めたところで、5年計画最初の重要な部分を実行できた。ドライバーやチームオーナーは、それについて非常に肯定的なコメントをしている」

「だから我々は各メーカーに、”見てくれ、我々は計画を実行し、うまくいっている”と言うことができる」

「それについては、多くの肯定的な反応があったと言える。我々にとっても非常に励みになる。共通エアロキットに切り替えることで、これから参入してくる可能性のあるメーカーの、技術的および財政的な障害が大幅に減ることになった」

「我々がやりたいと言っていることは、すべて進行中だ。これまでの所、マシンは我々の望んでいる通りになっている。メーカーにとっては、我々がやりきれるかどうかを見ることが重要だ」

「しかし、我々はメーカーに間違った印象を与えたくはない。私に言えるのは、5年計画を立てる前に相談をしていなかったメーカーでさえ、注意を払ってくれているということだ。彼らは我々がやっていることを知り、興味を持ってくれている」

 フライは、シボレーとホンダの両方がインディカーにメーカーが新たに参入してくることを熱望していると、改めて認めた。

「彼らはどちらも、この計画にとても協力的だ」とフライは述べた。

「業界にいる人々も、それは分かっている。新たなメーカーの参入に向けて、5年計画と共通エアロキット導入と同様、彼らと協力している」

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この記事について
シリーズ IndyCar , F1 , フォーミュラE
記事タイプ 速報ニュース