佐藤琢磨、インディ優勝のミニトロフィー”ベビーボルグ”を受け取る

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佐藤琢磨、インディ優勝のミニトロフィー”ベビーボルグ”を受け取る
David Malsher
執筆: David Malsher
2018/01/18 10:48

第101回インディ500を制覇した佐藤琢磨は、ボルグワーナー・トロフィーのミニチュア版、”ベビーボルグ”を授与された。

 1月17日、アメリカ・デトロイトで開催された北米国際オートショーで開催された式典に出席した佐藤琢磨は、インディ500優勝トロフィー”ボルグワーナートロフィー”のミニチュア版、ベビーボルグを授与された。

 佐藤の優勝を記念して史上初めてアメリカを飛び出し、”凱旋ツアー”として日本を巡ったことが記憶に新しいボルグワーナートロフィー。優勝トロフィーとされてはいるものの、優勝者が所有できるわけではなく、普段はインディアナポリス・モーター・スピードウェイ内のミュージアムに展示されている。

 その代わり、優勝ドライバーとチームには後日ボルグワーナートロフィーを模したミニチュア版である、通称”ベビーボルグ”が授与される。フルサイズのトロフィーが高さ約152cm、重さ約50kgあるのに対し、ベビーボルグは高さ約35cm、重さ約2.2kg。ドライバーに授与されるトロフィーにはドライバーの顔を手作りで再現したレリーフが埋め込まれる。

 ベビーボルグを受け取った佐藤は、motorsport.comに次のように語った。

「(日本への凱旋ツアーは)素晴らしかったですし、光栄でした。日本のファンは信じられないほど興奮していました。ホンダとボルグワーナーの多大な協力があって実現できました」

「僕は、ドライバーとしては非常に遅い20歳からレースを始めて、今は40歳です。ですが、まだまだこのレベルで戦えることを願っています」

 佐藤は、インディ500終盤に激闘を演じたエリオ・カストロネベスに敬意を示し、チェッカー後のファンの歓声が忘れられないと述べた。

「どんなサーキットでも、エリオとレースをするのが好きです」

「それに彼は、現代の”ミスター・インディ500”です。昨年は非常に強力なドライバーたちと素晴らしいバトルができましたが、エリオとのラスト5周のバトルは本当に特別です」

「チェッカーを受けた後のファンの歓声を今も覚えています。僕のキャリアにとって最高の瞬間でした」

 アンドレッティ・オートスポートのオーナーであるマイケル・アンドレッティは、佐藤の優勝について「日本人初勝利であったし、ホンダにとっても素晴らしいことだ」と話した。

「タクマは素晴らしい男なんだ。彼はすごい仕事を成し遂げたから、個人的に彼にはとても満足していた」

 インディ500のラスト5周、カストロネベスの激しいプレッシャーに晒されていた佐藤。しかしアンドレッティはレースを振り返り、佐藤の勝利を確信していたと明かした。

「正直に言って、私は彼が冷静さを失うとは思っていなかった」

「私は彼が本当に賢くレースを進めていると感じた。彼がかなり攻撃的になったのは、(カストロネベスを)アウト側から追い抜く必要があった時だけだ。その時点で私は”ああ、彼がこのレースに勝つだろう”と思っていた」

 佐藤は今季、2012年にも在籍したレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングへと復帰。インディ500連覇とシリーズチャンピオン獲得を狙う。

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この記事について

シリーズ IndyCar
ドライバー 佐藤 琢磨 , Michael Andretti
チーム アンドレッティ
執筆者 David Malsher
記事タイプ 速報ニュース