”鉄人”ザナルディ、4度目の手術乗り越え「声かけに手を動かし反応」との報道
ハンドバイクのイベント中に事故に遭い、治療を続けているアレッサンドロ・ザナルディは、外部からの刺激に反応するなど、回復に向けて前向きなステップを踏んでいるようだ。
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イタリアの『コリエーレ・デッラ・セラ』紙の報道によると、2020年6月にハンドバイクのイベント中に事故に遭ったアレッサンドロ・ザナルディは、声かけに対し手振りで反応しているという。
54歳のザナルディは、イタリア・パドヴァにある病院の脳神経外科に入院している。報道によると、彼は質問に応えて手を握ったり、親指を上げたりすることができるようになったという。
彼は毎日お見舞いに来る妻のダニエラを認識しているものの、喉を切開しているため話すことは出来ていないようだ。医師によるとこれは予防的な措置だという。
トラックとの衝突により、大きな衝撃を受けたザナルディは、頭蓋骨と顔を再構築する手術を受けたが、医師は彼が脳機能の大部分を取り戻すと考えている。
事故直後に3時間に及ぶ脳神経外科手術と顎や顔面に関連する手術を受けた彼は、その後人工的に昏睡状態に置かれた。さらに2回の手術を受けた後、7月21日にリハビリ施設に移ったザナルディは、この頃に昏睡状態から脱した。
しかしその後まもなく病状が悪化。ミラノとモンツァの間に位置するサン・ラファエレ病院の集中治療室に移され、彼は『頭部負傷による後期合併症』の手術を受けた。
ザナルディの情報は容態に大きな変化があった場合にのみ、家族との合意の下で発表されることになっており、彼が4度目の手術を終えて『臨床的に大幅な改善があった』という8月19日の声明発表の後、彼の病状についてこれまでアップデートはなかったが、回復に向けて前向きな兆候を見せているようだ。
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シリーズ | DTM , F1 , IndyCar |
執筆者 | Charles Bradley |
”鉄人”ザナルディ、4度目の手術乗り越え「声かけに手を動かし反応」との報道
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