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アロンソまさかのインディ500予選落ち「家にいるよりずっと良いよ」

インディ500で予選落ちを喫したフェルナンド・アロンソは、3度目の挑戦に向けって戻ってくるつもりだと語った。

Fernando Alonso, McLaren Racing Chevrolet

Fernando Alonso, McLaren Racing Chevrolet

Scott R LePage / Motorsport Images

 マクラーレンから今年のインディ500に挑んだフェルナンド・アロンソ。しかし予選で34位となり、決勝進出を果たすことはできなかった。予選33位で決勝進出を決めたフンコス・レーシングのカイル・カイザーとの差は、わずか0.0129秒差だった。

 世界三大レース完全制覇を目指すアロンソ。すでにF1モナコGPとル・マン24時間レースを制している彼にとって、残すはこのインディ500の勝利だけだ。今後もインディ500に挑むことになるのか? そうメディアに尋ねられたアロンソは、次のように語った。

「分からない。現時点でそれを約束するのは難しいと思う」

 そうアロンソは回答した。

「決断を下すには、時期尚早だ。来月のル・マン24時間の後に何をやるのか、そして世界耐久選手権(WEC)のプログラムを終了させるのかどうかも、何も分からないんだ」

「2020年には、どんな選択肢も採れるようにしたかった。レースの面では、来年の僕にはどんなチャンスがあるのか、正確には分からないんだ。だから来年の計画を知るまで、約束することも、自分の中に何らかの考えを持つこともできないんだ」

「でもいつも言ってきたように、将来再びここでレースをし、三冠を勝ち獲ることができればもっと嬉しいだろうね。それはまた別の目標だ」

「僕は来年、他の課題を抱えて、他のシリーズに挑むことになるかもしれないし、それは僕が快適に感じられるようなものでもないかもしれない。でもそういった挑戦によって、多くの成功を手にすることができるし、このスポーツの歴史の一部になることもできるかもしれない。あるいは、とてもガッカリすることもあるだろう」

「今日もそのうちのひとつだ。でも、今日テレビを観ている何百万人の人と同じように過ごすよりも、ここにいる方が好きだ。挑戦してみたいんだ」

「モータースポーツ全体として言えば、ここに来て挑戦してみることは、価値があることだと思う。確かに、我々全員がガッカリしている。そして、次はもっとうまくやろうとしている。でもそれは学びの過程だ。さっきも言ったように、昨年みたく家でテレビを観ているよりも、34番手でもいいから、ここにいることを望む」

「僕は最善を尽くしたと思っている」

 アロンソは予選落ちを喫した理由について、努力を惜しまなかったものの、マシンが純粋に速くなかったからだと語った。

「いろんなことの組み合わせだと思う」

「僕らは速くなかった。今日だけのことじゃなくてね。このイベントを通じて、僕らは少し苦労していたんだ」

「でもこの予選での4周はアクセル全開だった。ドライブするために必要なことは、本当の意味で何もないんだ。マシンのスピードを引き上げない限り、それがポジションを決めてしまう。または走行時間のコンディションがね。昨日は異なる時間帯で、いくつかのアタックを試してみた。マシンが十分に速かったら大丈夫だっただろうけど、それを達成することはできなかったんだ」

「ご存知の通り、僕は全ての走行で全力を尽くした。ルーズなマシンで走った時にも、アクセルを緩めなかった。アンダーステアのマシンでも、アクセルを緩めなかった。リヤがパンクした時だけ、僕はアクセルを緩めた。コーナーをクリアすることができなかったからね」

 アロンソは予選2日目に向けて、セットアップを変更したと語った。でもそれが功を奏することはなかった。

「そして今日、ひと晩かけていろんなことを試した」

「僕らはマシンの中の全てを変えた。何かが必要なんじゃないかと思ったからだ……レースに参加するためには、異なる自信を持たなければいけないと思ったんだ。もし予選を通過できていたとしても、次の日曜日のレースに向けては、正しい哲学ではないと思ったんだ」

「ターン1でクルマがどんな動きをするのか分からず、僕はコースインした。それでも、全開で走った。僕らは試してみたんだ」

「自信を失ったわけじゃない」

 予選落ちという結果に終わった今年のインディ500。しかしこの挑戦から、ポジティブなモノもいくつか手にできたとアロンソは言う。

「学び取ること、そして次に挑む時に改善すべきことなどが、常にあると思う。インディ500だけでなく、ドライバーとしてね。僕はまだ、自信を持っている」

「レースに参加できないから、僕らは明らかに失望している。でもマクラーレンとしても、その想いは日を追うごとに薄くなり、そしていずれみんながそのことを忘れるだろう。でも今後数日間は、チームにとっては厳しい日々になるはずだ」

「もしうまく行っていたら、不公平だったのかもしれない。僕らは十分な仕事をしなかった。僕らは十分な速さじゃなかった。シンプルなことだ。他の人たちは、うまくやったんだ。彼らを祝福するべきだ」

「でも同時に、マクラーレンはインディ500にも、ル・マン24時間にも、そしてF1のチャンピオンにも輝いた唯一のチームだと思う。挑戦しなければ、それを達成することはできない。ひとつのシリーズだけにとどまり、全ての歴史をそのシリーズにだけ集中すれば、おそらく成功することができるだろう。良いシーズンも、悪いシーズンもあるだろうけどね。でも、小さな世界にいるだけだ」

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