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レースレポート

オワード、たった一度のチャンスを逃さず今季初勝利。佐藤琢磨は13位|インディカー第4戦アラバマ

インディカー第4戦アラバマの決勝レースは、パトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)が今季初優勝を挙げた。

Patricio O'Ward, Arrow McLaren SP Chevrolet

 インディカー第4戦アラバマの決勝レースが、バーバー・モータースポーツパークで行なわれた。優勝したのは、ピットアウト直後のチャンスを活かしたパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)だった。

 ポールポジションは、リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)。ヴィーケイはうまくスタートを決め、首位をキープ。2番手スタートのオワードはその背後を追って、チャンスを狙った。

 しかしそのチャンスはなかなか訪れず。ヴィーケイがそのまま周回を重ね、キャリア2勝目を挙げるかと思われた。

 だが上位陣が2度目のピットストップを行なった61周目に流れが変わった。ヴィーケイとオワードは同時にピットイン。ヴィーケイはインラップもスキを見せず、チームも完璧なピットストップを行なってオワードの前をキープしたが、オワードはアウトラップで一気にヴィーケイに近づくと、ターン5でインサイドを守ったヴィーケイをアウト側からオーバーテイクした。

 虎視眈々とチャンスをうかがっていたオワードは、ヴィーケイを引き離しにかかった。さらに、このふたりよりも2周遅くピットに入ったアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が2番手でコースに復帰。オワード、パロウ、ヴィーケイというオーダーとなった。

 だがパロウは残る30周ほどでオワードを追い詰めることはできず、オワードが今季初優勝。キャリア通算3勝目を挙げた。

 この結果、ディフェンディングチャンピオンのパロウが未勝利ながらポイントリーダーに浮上。3ポイント差のランキング2番手に、今回6位だったスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)が続き、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がランキング3番手となっている。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、17番手スタートから順位を上げ、一時は9番手までポジションアップ。だが最終的には13位となった。

「僕たちにとっては難しい週末でした」

 そう佐藤は語った。

「スタートで順位を上げたほか、リスタートの時点では9番手まで挽回していました。ただし、リスタートのときは、自分たちの希望とは異なるプライマリー・タイヤを履いていたため、少し順位を落としました。しかも、僕自身は燃料をセーブしなければいけませんでしたが、これ自体はほかのドライバーも同じ状況だったはずです」

「ただし、最後のスティントでは好調でニューガーデンもオーバーテイクできそうでしたが、タイミングがやや遅すぎました。13位は、決して僕たちが目標としていた成績ではありませんが、チームは素晴らしいピットストップを行なってくれたので、間近に迫ったインディGPとインディ500に向けて、いい流れを作ることができたと思います。インディアナポリスでのレースが楽しみです」

 
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