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タチアナ・カルデロン、初めてのインディカーテストは「素晴らしい経験だった」

スーパーフォーミュラにも参戦中のタチアナ・カルデロンが、インディーカーで初めてのテストを経験。彼女は楽しいテストで、いい経験になったと語っている。

Tatiana Calderón, A.J. Foyt Enterprises

Tatiana Calderón, A.J. Foyt Enterprises

Yesid Pamplona.

 2021年シーズンを日本のスーパーフォーミュラや、世界耐久選手権に参戦しているタチアナ・カルデロン。彼女は7月6日にミッドオハイオで行なわれたインディカーのテストにA.J.フォイト・レーシングから参加した。

 カルデロンの今回のテスト参加には、彼女のスポンサーを務めている『ROKiT』が関係している。ROKiTは今回使用された14号車(普段はセバスチャン・ブルデーが搭乗)のプライマリースポンサーも務めているのだ。

 初めてインディカーを走らせる機会を得たカルデロンは、全長約3.6キロメートルのコースを計87周にわたって走行。いい経験を得られたと感じている様子だ。

Calderon listens to guidance from JR Hildebrand.

Calderon listens to guidance from JR Hildebrand.

Photo by: Yesid Pamplona.

 テストでドライビングコーチを務めたJ.R.ヒルデブランドは、カルデロンに関してはSNSで次のように称賛した。

「タチアナは今日素晴らしい仕事をした。彼女のアプローチはプロフェッショナルのそれで、1周ごとに前進し(インディカーに)圧倒されることはなかった。ミッドオハイオで彼女の助けになるのは楽しかったよ!」

 カルデロンはこれを受けて次のようにコメントしている。

「今日は私のスピードを上げる手助けをしてくれて本当にありがとう。本当に楽しかった」

「とても楽しい経験だった。この機会を与えてくれたことに感謝したいです。A.J.フォイト・レーシングの14号車の運転は凄く楽しかったです」

 またチームのリリースに寄せたコメントではインディカーのマシンのパワーとスピードなどが良い経験になったと語っている。

「インディカーのステアリングを握る初めての経験がうまく行ったことを本当に嬉しく思っています。チームは私がスピードを上げていけるよう、素晴らしい仕事をしてくれました。ステップバイステップでトラックに向かうたびに改善していき、最終的にラップタイムは良いものになったと思っています」

「全てをひっくるめて、素晴らしい経験でした。特にマシンのパワーやブレーキング性能を楽しみましたし、エアロスクリーンも初めての経験でした」

「こうした素晴らしい1日を過ごさせてくれたROKiT、そしてA.J.フォイト・レーシングに感謝したいです。今後、どうなるかを見ていきましょう」

 なおカルデロンは7月18日にWEC第3戦モンツァが開催されるため、アメリカから再び欧州へ戻ることになる。

 

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