インディカー“新王者”アレックス・パロウ、喜び爆発「なんてシーズン……このチームは最高だ」
インディカーの2021年シーズン、参戦2年目にしてチャンピオンに輝いたアレックス・パロウは、王座獲得を喜ぶとともに既に2022年の連覇を見据えているようだ。
Champion Alex Palou, Chip Ganassi Racing Honda with team owner Chip Ganassi
Michael L. Levitt / Motorsport Images
ロングビーチで2021年インディカー・シリーズ最終戦アキュラ・グランプリが行なわれ、4位に入ったアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)がジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)を38ポイント差で下し、チャンピオンに輝いた。
パロウは1997年4月1日生まれの24歳。今シーズンがインディカーでの2年目となる若手だ。2019年には日本のスーパーフォーミュラに参戦し、いきなり王座争いに参加する速さを見せるなど日本人ファンにとっては馴染みあるドライバーだろう。
彼は今シーズンからチップ・ガナッシへ移籍すると、開幕戦で初優勝を挙げてシーズンをスタートさせた。その後シーズン序盤にエンジン交換のペナルティを受け、中盤でもメカニカルトラブルによるリタイアや、他車とのクラッシュといった不運もあったが、最終的にはシーズン3勝を記録し、2番手のニューガーデンに38ポイント差をつけてタイトルを獲得した。
さらにスペイン人ドライバーとしては、初のインディカーチャンピオンだ。
「なんてレースだ。なんて年だ。なんてシーズンなんだ! このチームは最高だよ」
王座を獲得したパロウは、NBCに対してそう喜びを口にした。
「チップ・ガナッシ・レーシング、そして全てのパートナーの一員であれることを、本当に誇りに思う」
「凄く幸せだ。チップ・ガナッシ、家族、マネジメントチーム……みんなには感謝してもしきれない。最高だよ! 彼らが僕にこのチャンスを与えてくれたんだ」
「この調子で行こう。そしてもう一度(タイトルを)狙っていこう」
チームオーナーのチップ・ガナッシは、パロウのチャンピオン獲得に際し、次のようにコメント。脱帽の結果だと語った。
「インディカーで多くの新記録を打ち立てようとしている若手ドライバーの姿を、我々は目の当たりにしていて、彼は既に記録を打ち立て始めている」
「なんて素晴らしい年だろう。正直に言って、彼がやってきてからの、その仕事ぶりには驚かされた。脱帽だ」
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