チップ・ガナッシ、パロウとレッドブルの接触を完全否定。「以前ほどF1移籍に魅力はない」とも
チップ・ガナッシ・レーシングは、レッドブルがアレックス・パロウに関心を示しているという最近の報道には根拠がないと主張した。
Alex Palou, Chip Ganassi Racing
写真:: Penske Entertainment
今週初めに浮上した、レッドブル・レーシングがアレックス・パロウをF1ドライバーとして獲得する可能性を示唆する報道に対し、チップ・ガナッシはこうした噂を完全に否定した。
火曜日のメディア対応で、チップ・ガナッシ・レーシングのオーナーであるチップ・ガナッシは、自チームの主力ドライバーを巡るこうした噂は虚偽であると断言した。
「私自身もその記事を読んだが、誰の引用もなかった」とガナッシはAP通信のジェナ・フライヤーの質問に答えた。
「パロウと話したが、彼はこの件について誰とも話したことがないと言っている。彼のマネジメントとも話したが、彼らも何も知らない。私も何も知らない。これはクリックベイト(釣り)記事だと思うし、誰かが調査報道の腕を磨く必要があるだろう」
Chip Ganassi
Photo by: Penske Entertainment
さらにガナッシは、2023年にマクラーレンがパロウの獲得を試みた件に触れ、「彼には(チームを)去る機会があったが、残留を決断した」と述べた。
今季16戦で8勝をマークしたパロウは、念願だったインディ500制覇も達成。キャリア6年で4度目のタイトルを、3連覇で決めてみせた。
トップドライバーとなったパロウが今後も継続的に成功を収めるかどうかレース界の注目を集める中、将来の残留争いについて問われると、ガナッシは気にしていない様子だった。
「誰もが欲しがるドライバーは誰もが欲しがる」とガナッシは語った。
「それは本当に価値あるものを手にした証だ。F1が最大の脅威だと思うか? 最大の脅威は我々自身――ひとりひとりだ。私はスタッフにとって可能な限り最高の環境を作ることに努めている。ドライバーについても同じだ。彼らに最高の環境を提供するために働く。それが私の全てだ」
「そしてそれは機能しているようだ。アレックスには(マクラーレン移籍の)機会があったが、彼は去らなかった」
パロウが将来F1に挑戦する可能性について、ガナッシは「そういうことをする人を止めるつもりはない」と述べたが、両シリーズ間の移籍に以前ほどの魅力はないとも考えている。
「我々が育った時代ほどの魅力はもうないと思う。F1には2、3席(良いシート)があるが、それ以外は……彼(パロウ)がどこかのナンバー2ドライバーになる姿は見たくない」
「とはいえ、F1ドライバーから電話がかかってくるたびに、マスコミに『誰々から連絡があった』と吹聴したりはしない。F1ドライバーからの電話は日常茶飯事だ。だが、どちらのレースにもかつてほどの魅力は感じられない。両者とも極めて専門性の高いレースであり、世界最大のレース(インディ500)を制したドライバーが、それ以外のレースに移る道筋が私には見えない」
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