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インディアナポリスのパドックに現れたアルボン、来季のインディカー参戦を視野に? デイル・コインも熱視線

デイル・コインは、元F1ドライバーのアレクサンダー・アルボンがインディカーに関心を持っているとして、それにはロマン・グロージャンの活躍が大きく影響していると語った。

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 昨年までレッドブルでF1を戦っていたアレクサンダー・アルボンは、セルジオ・ペレスにレギュラーシートを奪われたため、今季はレッドブルのリザーブを務めながらDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦している。彼は先日、インディカー・シリーズ第12戦が行なわれたインディアナポリス・モータースピードウェイに訪れ、様々なチームを訪問していた。

 デイル・コイン・レーシングのオーナーであるデイル・コインによると、アルボンはインディカー参戦に関心があるという。

「ああ、アレックスは多くの人たちと話をしていた。彼は前々から我々の目に留まっていて、1年以上話をしてきたが、(インディカー参戦に)関心があるのは確かだ」

 そう語ったコイン。デイル・コイン・レーシングは今季、アルボンと同じく昨年限りでF1レギュラーシートを喪失したロマン・グロージャンを起用しているが、グロージャンは既にポールポジション1回、2位フィニッシュ2回を記録するなど、その速さを見せつけている。

 コインはグロージャンが、チームにとってもインディカーにとっても“良いセールスマン”であると続けた。

「ロマンは我々にとって、チームの力を示してくれる良いセールスマンだし、インディカーにとっても素晴らしいセールスマンだ」

「彼とアレックス(アルボン)は長い間話をしていたが、彼らはこのシリーズがいかに素晴らしいか、いかに競争力を発揮できるか、今回の(クリスチャン)ルンガーのように自然で本能的な走りがすぐにできることなどを話していた」

「ロマンに関しては、プレッシャーも少なく、チームやドライバーたちとの関係も良好で、インディカーで走るのは楽しいと言っていた。アレックスはこのチームが、ひとりをワンバーワン、もうひとりをただの付き添い役にするような体制ではないことを評価しているようだ。そういう状況は彼も経験しているんだよね?」

「ここではそうではない。ふたりのドライビングスタイルが異なっていれば、それぞれに合わせたマシンに変更することができる。ただ、あまりにドライビングスタイルが違うと、ひとりのフィードバックがもう一方のドライバーに全く役に立たないので、少し大変かもしれないがね」

「とにかく、それぞれ異なるセットアップでドライバーの力を引き出せる状況であれば、インディカーではそれはできる。我々はこれまでにもそうしてきたし、それが得意だと思っている」

「F3やF2、そしてF1のプレッシャーに慣れているドライバーにとっては、インディカーは新鮮だと思う。ハードワークはコース上、そしてピットレーンやトレーラーの中でのみ行なわれる。政治的なプレッシャーはないんだ」

 アルボンがインディカーにやってくる場合、レッドブルもしくはホンダの金銭的援助があるのかと尋ねられたコインは、次のように返した。

「そうは思わないが、その詳細には触れていないし、彼はとにかくたくさんの人と話をしてレースウィークを楽しんでいた」

「ただ、彼が2022年に向けて我々のレーダーにかかっているかと言われれば、間違いなくそうだと言える」

 今回インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行なわれた第12戦では、アルピーヌ育成としてF2を戦うルンガーがレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーデビューを果たし、いきなり予選4番手を獲得してみせた。これによってインディカーのレギュラードライバー達の質の低さを疑問視する声もあるが、コインはそれを否定した。

「ルンガーは才能あふれる少年だ。彼はF3やF2で優勝しているよね? 彼があの(アルピーヌ)アカデミーに選ばれたのには理由があるだろうし、彼はワンメイクのシリーズでの優勝経験が既にある」

「だからそういうドライバーがここに来て活躍しても不思議ではない。それにここは我々が走るどのサーキットよりもヨーロッパのサーキットに近い……だから彼の速さには驚くべきではない」

「既にここにいるドライバーにとっては、ハングリー精神と熱意を持ってレースをしなければいけないという、良い警鐘になったと思う。ヨーロッパでF1を目指すも挫折し、こちらのドアをノックしてくるような才能ある若手はたくさんいるんだ」

「ルンガーはインディカーでの経験、特にタイヤに関する経験が不足していて、それがレースで出てしまった。しかし、彼はチームメイトとは違うミッションをこなしていた。彼は経験を積むためにここに来て、それを実行したのだ」

「彼がここに来て懸命に働き、学んでいくのであれば、良い結果が残せるだろう」

 

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