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リカルド、インディ500初観戦にワクワク! F1から見たインディカーの偏見否定「ちゃんとリスペクトしているよ」

ダニエル・リカルドは、F1ドライバーはインディカーを見下しておらず、パドックでは真の敬意が払われていると語る。

Daniel Ricciardo Global Ford Racing Ambassador (1)

Daniel Ricciardo Global Ford Racing Ambassador (1)

 F1ドライバーがインディカーを見下しているという考えは、しばらく前から話題になっている。インディカーを戦うコナー・デイリーは、「”向こう”からもっと敬意を払われるべきだ」とコメントしたこともある。

 そうした背景もあって、2024年までF1を戦っていたダニエル・リカルドがデイリーのポッドキャスト『スピードストリート』に出演した際、デイリーはリカルドに、それは本当なのか質問を投げかけた。

 リカルドは「間違いなくリスペクトはあるよ」と答え、F1ドライバーがインディカーを見下しているという見方を即座に否定した。

「『俺たちが最高だ、F1はこうだ、俺たちはトップだ』なんていう議論は一度もなかった。もちろん、子供の頃はF1が自分の目指す場所だったし、アイルトン・セナのファンだったので、それが自分のやりたいことの大きな部分を占めていた」

 

「でも、決して『俺たちはここにいて、他の人たちはあそこにいる』というような感じではなかった。あるレベルに達すれば、レースに何が求められるのかが分かるようになると思う」

 ファンがネット上で構築するヒエラルキーは、パドック内で実際に機能しているものとは全く異なる。リカルドはこう続けた。

「『俺たちは君たちよりクールだ』なんていう考えは全くない。少なくとも僕はそういう経験をしたことがない。結局のところ、僕たちは皆レースを愛しているだけで、君たちは全く異なるカテゴリーをやっている。特にオーバルレースとサーキットレースでは明らかに違うし、僕たちが大量のダウンフォースを使ってやっていることとは全く違う。違うことなんだ」

Daniel Ricciardo & Max Verstappen, Red Bull Racing

Daniel Ricciardo & Max Verstappen, Red Bull Racing

Photo by: Andy Hone

 2022年当時、翌シーズンのF1シートを失うことが決まったリカルドは、インディカー転向を否定。その理由について「オーバルは怖い」ことを一因に挙げていた。

 リカルドは、その考えは今も変わっていないと強調した。

「ああ、マックス(フェルスタッペン)がそう言ってたと思うけど、僕も何年も前からそう言ってるよ。本当に恐ろしい」

 またリカルドは、「F1ドライバーはF1にしか興味がなく、他のモータースポーツには関心がないと思われがちなんだ」と前置きしたうえで、次のように付け加えた。

「例えば僕が『子どもの頃はNASCARを見て育った』って言うと、『え、NASCAR? 君はF1の人間じゃないの?』みたいに驚かれることがあるんだ」

 リカルドは現在、フォード・パフォーマンスのアンバサダーを努めており、今年のインディ500を初めていちファンとして観戦する予定だという。

「インディカーとインディ500について話すと、子どもの頃以来こんなにレース観戦を楽しみにしたことはないくらいワクワクしているんだ。純粋に“ファン”としてレースを見に行くことにね」

「それに、実際にその空気を体験したい。君(デイリー)自身、ヨーロッパのレース文化も経験して、世界中を転戦してきたわけだろ? だからこそ君が語るインディ500には説得力があるし、実際に行ったらかなり衝撃を受けると思うんだ」

 リカルドは昨年、初めてNASCAR開幕戦デイトナ500の舞台であるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを訪れ、そのバンク角を実際に目にした時の驚きを重ね、インディ500に圧倒されるだろうと語った。

「いや本当に、実際に見ないと分からないものってあるんだ。自分の目で直接見なきゃいけない」

「どんな雰囲気かはある程度想像している。僕は人生ずっとレースの世界にいたからね。でも、それでもきっと”圧倒される瞬間”があると思うんだ。そういうのって最高だよね」

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