予選前最後のプラクティス『ファストフライデー』、最速はローゼンクヴィスト。佐藤琢磨も4番手につける
2026年インディ500のファストフライデーでは、フェリックス・ローゼンクヴィストがトップタイムを記録。佐藤琢磨は4番手だった。
第110回インディアナポリス500のプラクティス『ファストフライデー』が行なわれた。雨で開始が遅れたこのセッションでは、フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング)がトップだった。
このファストフライデーは、週末に行なわれる公式予選を前にした最後のプラクティスセッションであり、ブースト圧が予選と同等に引き上げられる。そのため、各車はここで予選に向けたマシンの最終確認を行なう。本来は正午スタートだったが、雨の影響で開始が2時間遅れとなり、午後7時までセッションが行なわれた。
前日までのプラクティスでは、上位陣で225mph〜228mph、つまり360km/h台中盤のスピードが記録されていたが、100馬力の追加ブーストを得た今回は一気にスピードが上昇。トップのローゼンクヴィストは、233.372mph(375.576km/h)を記録した。
2番手は2016年のインディ500王者アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング)で、232.932mph。3番手のスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)が記録した232.674mphが、トウ(スリップストリーム)なしで記録された最速のラップであった。
3度目のインディ500制覇を狙う佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、4番手。昨日のプラクティスから予選に向けたマシンの仕上がりに手応えを感じていた佐藤は、ここでも速さを見せた。
佐藤はセッションを終え「やりたいプログラムは7割くらい終わったと思います」として、次のように語った。
「クルマの完成度としては……去年よりは確実に良いです。去年のファストフライデーでは4周連続で走れなかったので。今日はしっかり走れましたし、クルマの出来は80%くらいですかね。かなり良いところにいると思います」
「ノートウのスピードもトップ5に入ると思います。予選に関しては、明日は涼しく、日曜はものすごく暑くなるので難しくなると思いますが、精一杯頑張ってフロントロウを目指していきます」
いよいよ16日(土)からは予選がスタート。各車が4周の平均タイムを競い、グリッドを決定する。佐藤は昨年予選2番手でフロントロウを獲得したが、2年連続で最前列からスタートできるか。
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