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グラハム・レイホール、負傷したウィルソンの代役でインディ500出場へ。予選落ちから一転

インディ500予選落ちを喫したグラハム・レイホールは、負傷欠場が決まったステファン・ウィルソンの代役として、インディ500の決勝レースへの参戦が決まった。

Graham Rahal, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images

 グラハム・レイホールは、プラクティスでのクラッシュによる負傷で欠場が決まったステファン・ウィルソンの代役として、24号車をドライブすることが決まった。

 レイホールを含むレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはプラクティスから苦戦。予選でも下位に沈み、そのうち3台は予選落ち1台とグリッド最後列を決めるラストチャンスクオリファイを戦うことになった。

 結果として、レイホールはジャック・ハーベイにバンプアウトされ、グリッドを獲得できず。決勝レースを走ることができなくなった。

 しかし22日(月曜日)のプラクティスでステファン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド)がクラッシュで胸椎を骨折。決勝に出場できなくなったことで、レイホールが代役としてインディ500を戦う道が開かれた。

 インディ500のエントリーはドライバーではなくマシンが基準。ウィルソンの24号車は予選を25番手で通過しており、代役のドライバーを乗せればレースに出場することは可能だった。そこで白羽の矢が立ったのが、レイホールだった。

 レイホールはホンダのエンジンを搭載するマシンから、シボレーエンジンのマシンに乗り換えることにはなるが、予選落ちの悲劇から一転、決勝レース出場が可能となった。

 チームオーナーのデニス・レインボールドは、次のように語った。

「グラハムをクルマに乗せることができ、興奮している。タフな契約だったし、ステファンは病院で今日も検査を受けている」

「多くのハードルがあった。しかしインディ500は、このイベントを特別なものにするために人々が集まっているのだ」

 思わぬ形で決勝出場が叶ったレイホールは、「まず最初に、ステフのことを思う」と語った。

「彼の身に起こったことは、決して良いことではなかった。彼が今、感情的にジェットコースターに乗っていることは分かっている」

「ウィルソンの家族は私の人生に非常に強い影響を与えた。昨日の午後、デニスから電話をもらった時、僕はそれを助けなければならないと思った。明らかに、これはステフのマシンであり、彼のシートだ。この電話を受けるのは名誉なことだ」

 彼の父であるボビー・レイホールも、1994年にホンダエンジンからシボレーエンジンのマシンに乗り換えることで予選不通過を免れている。

 チームは金曜日に行なわれる最後のプラクティス”カーブデー”までにマシンの準備を整えるべく、準備を進めてている。

 チームはピットストップ練習に使っていた、2年落ちのシャシーをレース車両に組み上げるという厳しい挑戦に臨む他、レイホールはシボレーエンジンの使い方や、ボタン類の配置を覚え直す必要がある。

 
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