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グロージャン、オーバルコースをテストで初体験。「簡単だと思う人は、間違っている」

F1からインディカーに転向したロマン・グロージャンだが、彼は初めてオーバルコースでのテストを経験。「オーバルレースが簡単だと考えるのは間違っている」とその所感を語った。

Romain Grosjean, Dale Coyne Racing with Rick Ware Racing Honda

Joe Skibinski

 2020年限りでF1を離れ、2021年はアメリカのインディカーへと戦いの舞台を移したロマン・グロージャン(デイル・コイン・レーシング)。彼は8月21日の第13戦ゲートウェイで初めてオーバルでのレースを戦う予定だ。

 グロージャンは7月27日、ゲートウェイ戦の舞台となるワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイでのテストに参加。初めてオーバルレースに向けた経験を積んだ。

 グロージャンはテストを通して、オーバルレースの難しさを理解したようで、“オーバルレースが簡単だと考える人は間違っている”とコメントしている。

「無事にやれて良かったよ!」と、グロージャンはmotorsport.comに語った。

「僕には学ばなくちゃいけないことがたくさんあるのは明らかだ。僕がこれまでに経験してきたモノとは違うんだからね」

「オーバルレースが簡単だと考えている人は、まったく間違っている。複雑だし、クルマにできることもたくさんある」

「僕は『オーバルは左に曲がるだけで、コーナーはフラット(アクセル全開)だろう』と、そう考えていたひとりだった。でも実際にはそうじゃなかった。しなくちゃいけないこともたくさんあるんだ」

「セットアップをどうすべきかという点はとても興味深い。みんなはクルマが自発的に走るべきだと言う。そう言うと『何をいっているんだ?』と思うだろう。僕もそんな経験は一度もなかった。だけど最終的に、トラフィックやロングランでのクルマの動きにとても満足できた」

「オーバルのフィーリングを得ようとしていたんだ。オーバルコースでは走行するたびに、セットアップの変化を感じることができる。それから時速1.5マイルの違いがあっても、『よし。この小さな変化でそんなにタイムが変わることはない』と思える。つまり、オーバルで走る自信なんかが必要だということだ」

 またグロージャンはステアリングのセットアップでもオーバルコース特有の状況に直面。一部のドライバーがそうであるように、グロージャンもストレート走行中に右にステアリングを切り、コーナーでステアリングがニュートラルになるセットアップが好みだったという。

「今日はセットアップで(ステアリングを)右に設定したんだ」

「そんなに問題にはならなかった。最初はクルマを真っ直ぐ進ませるのにステアリングを切るのにはちょっと違和感があったけど、コーナーでは自然に任せることができる。ターン1やターン2はかなりタイトなんだけど、筋肉がそのポジションに慣れてくるんだ」

 さらに今回テストを行なったワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイが高速かつ短いコースだったことで、最初はマシンから降りるとめまいがしたとグロージャンは語っている。

「ドライビングは大丈夫なんだけど、一度クルマから降りると、身体がよれてしまって、立つのに苦労したよ!」と、グロージャンは笑いながら語った。

「『いや面白いな』と思っていたんだけど、こういうのはオーバル初心者にはよくある事みたいで、チームの皆はこれを期待していて笑われてしまった。だから僕も『笑い事じゃないよ。何も(アルコールは)飲んでいないんだ!』と話したんだ」

 今回のテストを通じて、グロージャンは全体的に上手くいったと考えているが、初のオーバルレースに向けて大きな期待を抱いているわけではないとも強調した。

「だけど今回は1日のテストであって、レースはまた別物だ」

「オーバルでの集団の中でのレースについて学ぶ必要がある。コンディションも変わってくるだろう」

「だから自信を持って行けるとは言えない。でも準備をして、より速く走るためにマシンには何が必要なのかは知って臨めている」

 

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