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猛烈に追い上げ3位のパジェノー、カストロネベスの偉業達成に「あと10年戦い、”師匠”に追いつく」

第105回インディ500で3位となったシモン・パジェノーは、エリオ・カストロネベスの優勝を称賛。彼の記録に追いつくために、あと10年インディ500に挑戦するという決意をしたという。

Helio Castroneves, Meyer Shank Racing Honda, Simon Pagenaud, Team Penske Chevrolet

写真:: Jake Galstad / Motorsport Images

 チーム・ペンスキーのシモン・パジェノーは、第105回インディ500を26番グリッドからスタートしながら大きく順位を上げ、3位でフィニッシュした。そのパジェノーは、史上最多タイとなる4度目のインディ500制覇を達成したエリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング)を称え、「キャリアが10年伸びた気がする」と語った。

 予選では下位に沈んだチーム・ペンスキー勢だが、決勝レースではパジェノーが力強いレースを見せた。47周目に最初のコーションが明けたリスタートの時点では、25番手に留まっていたパジェノーだが、そこから少しずつ追い上げていき、レース最終盤にはトップも見える4番手につけた。

 パジェノーは2台による優勝争いには絡めなかったものの、ファイナルラップにパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)をオーバーテイク。3位でレースを終えた。

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「残念だ。今日は本当に(優勝が)狙えるレースカーを持っていたと思う。間違いなく、シボレーのエンジンは素晴らしい仕事をしてくれたし、レースも素晴らしかった」

「ハンドリングは一日中、驚異的だった。レースの序盤、マシンをうまくアジャストすることができた。終盤はアクセル全開だった。ケアはしなかった。彼らのところに行って、一緒に楽しみたかったんだ」

「エリオが非常にスマートなレースをしているのが分かった。言うまでもなく、彼はレースの勝ち方が分かっている。アレックス(パロウ)は彼を抑えようとベストを尽くしていた。エリオはひたすら時間をかけていたんだ」

「だから4番手の位置は難しかった。パト(オワード)を抜くのも難しくて、最終ラップになってしまった。ターン4でチャンスがあるかもしれないと思ったが、エリオは速すぎたんだ」

「彼におめでとうと言いたい。彼は、”500マイルの歴史”に大きな1ページを刻んだんだ。ついに僕らの世代の男が、”4クラブ”に入ることになったんだ。それはとても特別なことだ」

 2017年のインディ500で佐藤琢磨に敗れたカストロネベスは、この年限りでインディカー・シリーズへのフル参戦を終えた後もインディ500にはこだわり続け、今回ついにA.J.フォイトやアル・アンサー、リック・メアーズに並ぶ、4度目となるインディ500制覇を成し遂げた。

 現在37歳のパジェノーは、46歳のカストロネベスが達成した偉業を目の当たりにして、あと10年インディカーを戦い、カストロネベスの記録に追いつきたいと語った。

「彼は素晴らしい友人だ。彼に追いつくために、あと10年のキャリアを与えてくれたんだ。ありがとう、エリオ」

「もちろん勝ちたいよ。3位になったのはつらい。あと1周あればエリオを狙えたかもしれないけど、それは誰にも分からない。でも500マイルだ。もっと早くやるべきなんだ。それが全てだ」

 2015年から2017年まで、チーム・ペンスキーでカストロネベスとチームメイトだったパジェノーは、彼がインディ500を得意としている理由を訊かれ、次のように語った。

「彼はこの場所をよく知っている。自分がここを好きになればなるほど、逆にここが自分を愛してくれるような気がするんだ。何か特別な感じがするんだ」

「エリオはインディ500のことしか考えていない。みんなが、彼のラインは他の誰とも違うと言うんだ。正直なところ、なぜ彼があのラインを走るのかよく分からない。僕はいつもそれを理解しようと努めてきた。どんな年でも、どんなパッケージでも、それはうまくいくんだ。彼は何が必要なのかを知っている。彼はいつ自分が優勝争いできるか知っているんだ。彼はそれを自分の内に秘めて、それをエネルギーにしているんだ」

「僕にとって、彼は師匠だ。彼のレースへの取り組み方や準備の仕方が大好きなんだ」

「4勝というのはそれほど遠すぎるというわけではない。あと10年あれば、可能かもしれない。でも、記録は破られるためにあるんだ。彼が戻ってきて、5勝目を目指してくれればいい。今は、彼は倒すべき相手なので、最終的には彼に挑戦したいと思っている」

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