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ホンダ、インディカーへのファクトリー参戦に現実味。2028年からの“チーム・チャーター”を取得……HRC USはメイヤー・シャンクとの協議認める

ホンダは、2027年以降もエンジンサプライヤーとしてインディカー・シリーズに参戦するが、2028年から「チーム・チャーター」を取得することに伴い、ファクトリー参戦に向けた準備を進めていく。

Felix Rosenqvist, Meyer Shank Racing

Felix Rosenqvist, Meyer Shank Racing

写真:: Penske Entertainment

 インディカー・シリーズにエンジンサプライヤーとして参戦するホンダは、同シリーズと複数年契約を締結。2027年以降もエンジンを供給するほか、2028年からファクトリー参戦する道も開けたようだ。

 インディカーでは2028年よりダラーラ製の新シャシーが導入される。それに伴い、ホンダ・レーシングの米国法人HRC USは同年から、新型の2.4リッターV6ツインターボエンジンを供給することになる(共通のハイブリッドシステムを搭載)。

 また2028年からは新契約の一環として、エンジンマニュファクチャラーのホンダとシボレーに「チーム・チャーター」が与えられるという。このチーム・チャーターはいわゆる参戦権のこと。ホンダは「HRC USは2028年からのフルシーズン参戦体制の構築に向けた準備を進め、人的育成および技術開発のさらなる強化を図ります」としており、これはホンダのファクトリー参戦に向けた準備が進んでいるものと理解することができる。

 HRC USのデビッド・ソルターズ社長はオンライン会見の中で、1台体制のファクトリー参戦を通してタッグを組む具体的なチームを想定しているのかというmotorsport.comの質問に対し、メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)との初期協議を認めた。

「メイヤー・シャンクと、どのようにマシンを走らせるかについて話し合いをしているところだ」

 ホンダは既に、IMSAスポーツカー選手権においてアキュラARX-06を走らせるMSRと提携しており、HRCスタッフを中心としたセミワークス体制の93号車を走らせている。そのため、ここでMSRの名前が出てくることは不思議なことではない。

「(MSRとの協業は)すでにやっていることだ。我々はどうすべきか分かっている。93号車を運営しているし、インディカーでも同様のモデルを考えている。我々はこれまで投資してきたものを基盤に発展させたいし、人材育成も進めたい。MSRとは非常にうまく機能している」

「現時点では、そのような形で進めることを想定している。現在もそうした内容を話し合っているところだ」

 現在のチャーター規定では、1チームあたり最大3台までしかエントリーできない。そのためホンダとシボレーは、1台体制もしくは2台体制のチームとの提携を模索している。

 ホンダエンジン搭載チームでは、アンドレッティ・グローバル、チップ・ガナッシ・レーシング、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはいずれも3枠を保有しているため対象外。一方でMSRとデイル・コイン・レーシングは2枠体制となっている。

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