佐藤琢磨、自身の速さに驚く「目玉が飛び出しそうになった!」 直近26年での最速記録|インディ500ファストフライデイ
チップ・ガナッシの佐藤琢磨が、第107回インディ500のファストフライデイで最速をマーク。20日から始まる予選に向け、絶好の仕上がりであることを示唆した。
写真:: Geoffrey M. Miller / Motorsport Images
第107回インディ500で、名門チップ・ガナッシのマシンを走らせて同レース3勝目を目指す佐藤琢磨は、ファストフライデイで最速記録をマーク。この234.753mph(約375.609km/h)というスピードは、1996年のプラクティス以来の速さだったようで、佐藤も「あまりの速さに目が飛び出しそうになった」とコメントを寄せた。
佐藤はこの日、1周のスピードで前述の通り最速記録をマーク。これだけでなく、4周連続走行の平均速度でもトップとなっている。インディ500の予選は4周の平均速度で争われるため、この記録は実に重要である。
「このチームやチームメイトと仕事をしながら、このスピード、この速さで走れて嬉しく思っています」
佐藤はチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。
「準備は文句の付けどころがないくらい順調で、今日のスピードは過去26年間でもっとも速かったと聞きました。これは、現在のパッケージングが全般的に優れていることを示しています」
「僕たちのグループ、そしてHPDは懸命に働いています。ブーストを上げたチップ・ガナッシのマシンで走るのはこれが初めてで、今朝の走行では(あまりに速くて)目玉が飛び出しそうになりました(笑)」
いよいよ20日からは予選がスタート。本格的な戦いが始まっていくことになる。この予選に向けて佐藤は、大いに手応えを感じているようだ。
「みんな、限界を見極めるとともに、タイヤ・デグラデーションの中でいかに安定した走りを実現するかを目指して、努力を続けています。このプロセスは大好きで、素晴らしいチャンスをくれたチップ・ガナッシ・レーシングには心から感謝しています」
「これはまだテストデイに過ぎませんが、マシンが好調であるのは嬉しいことですね」
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