佐藤琢磨、インディ500の3勝目に向けて視界良好! 最終プラクティス”カーブデイ”3番手
インディ500決勝レース前、最後のプラクティスとなるカーブデイは、チップ・ガナッシ勢が好調。デイル・コイン・レーシング with RWRの佐藤琢磨も3番手と好位置につけた。
写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images
第106回インディ500、決勝前の最後のプラクティスとなるカーブデイの走行が、28日に行なわれた。チップ・ガナッシ勢が上位を占める中で、デイル・コイン・レーシング with RWRの佐藤琢磨も3番手と上位につけた。
ウエットコンディションによりセッション開始がディレイとなったものの、オフィシャルの作業の甲斐あって2時間遅れで90分のセッションが実施された。
各車、決勝レースに向けて最終チェックを行なうこのセッションだが、大きなクラッシュが2件発生してしまった。
セッション中盤、佐藤のチームメイトであるデイヴィド・マルカスが、サンティノ・フェルッチ(ドレイヤー&レインボールド)のトウから外れてターン1へと進入した際、フェルッチと軽く接触してしまい、バランスを崩してウォールに接触してしまったのだ。
残り25分のところでは、佐藤の後ろについて走っていたコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)が単独クラッシュ。乱気流の影響か挙動を乱したハータのマシンは、リヤからバリアに接触、フロントが浮き上がってしまい”バックフリップ”。そのままフロアを天に向けてコース上を滑っていった。
セーフティチームが迅速にハータを救出。メディカルセンターでチェックを受けたハータは、脳震とうの初期テストもパスし、インタビューにも応えている。
残り9分でセッション再開となり、そのままチェッカー。予選6番手のトニー・カナーン(チップ・ガナッシ)が首位となった。
予選トップ6に4台を送り込んだチップ・ガナッシはカーブデイでも好調をキープ。2番手に予選5番手のマーカス・エリクソンが入り、4番手にポールポジションのスコット・ディクソンがつけた。
その間に割って入る3番手となったのが、予選10番手の佐藤。予選セッティングでは少しパフォーマンスを落としたように見えるが、決勝に向けては依然として高パフォーマンスを維持している。
アンドレッティ・オートスポートは、ハータのレースカー修復と並行してバックアップカーの準備に取り掛かっているが、予選を通過していないシャシーを使う場合、ハータは予選で獲得した25番手ではなく、最後尾からスタートとなる。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | トニー カナーン | Chip Ganassi Racing | 46 | 39.627 | 227.114 | ||
2 | マーカス エリクソン | Chip Ganassi Racing | 30 | 39.646 | 0.019 | 0.019 | 227.004 |
3 | 佐藤 琢磨 | Dale Coyne Racing | 45 | 39.675 | 0.048 | 0.028 | 226.839 |
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