インディ500練習走行2日目：ニューガーデン首位。アロンソ、ローゼンクヴィストがクラッシュ

　インディ500のプラクティス2日目が行われ、ジョセフ・ニューガーデンがトップタイムをマーク。初日に続いて、チーム・ペンスキーのドライバーが首位となった。

　ただ、2番手にはチップ・ガナッシのスコット・ディクソンが0.0036秒差で続き、3番手はスペンサー・ピゴット（エド・カーペンター）がつけた。

　佐藤琢磨（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）は、レースに向けたセットアップ作業を進め、17番手となった。

　マシントラブルでルーキーオリエンテーションを終了できていなかったパトリシオ・オワード（カーリン）は、この日のプラクティス前にオリエンテーションを終了。全体練習に参加することができ、22番手でセッションを終えた。

　この日は、フェルナンド・アロンソ（マクラーレン）とフェリックス・ローゼンクヴィスト（チップ・ガナッシ）が大きなクラッシュに見舞われた。

　アロンソは、ターン3でグラハム・レイホール（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）の後ろを走っていたが、アウト側のバリアに接触。マシンはイン側の芝生まで跳ね返り、今度はリヤからイン側のウォールに当たり、ターン4アウト側のウォールに沿うように滑走して停止した。

　アロンソは自力でマシンから降り「フロントのエアロ（ダウンフォース）が完全に失われた」とNBCに語った。

　ローゼンクヴィストも、他車の後ろを走っていた際、ターン2でスピン。右リアからバリアにクラッシュした。そのままコースを横切るように滑っていき、タイヤバリアでマシンを止めた。ローゼンクヴィストも、無事にマシンを降りている。

インディ500 プラクティス2日目タイム結果