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佐藤琢磨の完璧な“グリコポーズ”の立役者は、ファンとエアロスクリーン?

第104回インディ500で勝利した佐藤琢磨が、レース後に見せた“グリコポーズ”。これはファンからの提案を受けて実現したものだった。

Winner Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

Winner Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

Michael L. Levitt / Motorsport Images

 インディアナポリス・モータースピードウェイで行なわれた第104回インディ500を制したのは、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨だった。彼は2017年にも同レースを制しており、これでふたつ目の“チャンピオンリング”を手にした。そんな中、佐藤がフィニッシュ後、マシンの上に立って見せたあるポーズが話題となっている。

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 それが、大阪・道頓堀の観光名所にもなっている屋外広告『グリコサイン』を模した、両手と左足を上げたポーズ。江崎グリコは佐藤の個人スポンサーでもあるが、今回の佐藤がこのポーズをすることとなったきっかけは、3年前のインディ500まで遡る。

 佐藤は2017年のインディ500で初優勝。彼はフィニッシュ後、ヘルメットを脱いで立ち上がると、マシンの上で仁王立ちし、両手を高らかに上げて喜びを表現した。その姿が偶然、グリコサインのポーズに似ているとして話題となったのだ。

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 江崎グリコもこれを受けて当時、道頓堀のグリコサインにて佐藤とコラボしたスペシャル映像を流すなど粋な計らいを見せていたが、これに対してSNSで「左足を上げていれば完璧だ」という声が上がり、これに佐藤も反応。「今度やってみる」と返答していたが、3年越しの有言実行となった。

 

「“グリコポーズ”に関しては、確かにファンの方からの提案がありました」

 インディ500優勝後のオンライン記者会見で、このポーズについての質問が飛んだ際、佐藤はそう語った。

「僕が最初にインディ500を勝った時に自然に出たガッツポーズが、グリコさんのポーズに非常に似ていました。実際僕はグリコさんのご支援も受けていますので、道頓堀のグリコサインでも記念映像が流れたりしました。でも『せっかくだったら完璧なグリコポーズをやってほしい』という声が、SNS上でもありましたし、実はファンクラブ内のやり取りでもありました。その際、『できる機会があればやってみる』という風に答えています」

「今回は、むしろあれがやりたいがために勝った、みたいな感じですかね(笑)。ああいう風に言ってもらえたことは、それくらい嬉しかったですね」

 そう笑いながら答えた佐藤。今回は左足を上げた完璧なグリコポーズをやってのけた訳だが、これは今年から導入された頭部保護デバイス、“エアロスクリーン”なしにはできなかったことだという。

「実際、これまでのマシンですと、フォーミュラカーですからコックピットがオープンですよね。普通はその場で立ち上がるとなると、コックピットのサイドウォールに足をかけることになるので、仁王立ちのようになってしまいます。その状態で片足を上げるのは不可能なんですけど、今回エアロスクリーンがついたことで、そのフレームの真ん中に立てるんですよね」

Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda celebrates winning the Indianapolis 500

Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda celebrates winning the Indianapolis 500

Photo by: Barry Cantrell / Motorsport Images

「ただ、真ん中には立てるんですけど、幅が狭くて不安定なんですよね。だから『倒れちゃったらかっこ悪いな』と思いながら、まず両足で立とうとしてみたら、立てたんですよ。それで『これはやっちゃおうかな』ということで片足を上げて、完璧なグリコポーズをやってみました」

「これはファンの皆さんが待ち望んでいたことでもありますが、僕自身がグリコさんと近い関係だというのもあります。特にグリコさんは『With you Japan』という震災復興支援のプログラムも支援してくださっていますから、そういう(このポーズをやりたいという)気持ちになってやりました」

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