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佐藤琢磨、インディ500予選は10番手。でも決勝には大きな期待「トラフィックで強力なマシンがある」

佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング with RWR)は、2022年のインディ500予選を10番手で終えた。しかしレースで強いマシンを手にしているため、決勝に大いに期待しているとコメントした。

Takuma Sato, Dale Coyne Racing with RWR Honda

写真:: Geoffrey M. Miller / Motorsport Images

 2022年インディ500予選2日目が行なわれ、デイル・コイン・レーシング with RWRの佐藤琢磨は10番手で予選を終えた。

 プラクティスでは連日最速を記録し、インディ500”3勝目”への期待が高まっている佐藤琢磨。予選初日は12番手でなんとか2日目”トップ12”予選へと駒を進めた、

 佐藤はトップ12で4周の平均速度231.670mphを記録し10番手。ポールポジションを決する上位6台による”ファスト6”に進出することはできなかった。

「インディ500のポールデイとなった今日、僕たちはトップ10の結果を残しました。10位という成績は素晴らしいものですが、正直にいえば、僕たちにとって今日は難しい1日でした」

 佐藤はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「予選前の最終プラクティスにあたるファスト・フライデイで、僕たちのマシンはとても良い仕上がりを示しました。そこで大きな期待を抱きましたが、土曜日はコンディションに関する計算を誤ったため、やや難しい状況となりました」

「今日は、予選セッション前のプラクティスに参加し、予選用セットアップを確認したので、できることはすべてやったと言えるでしょう」

 しかし佐藤は、5月29日に行なわれる決勝に向け、大いに期待を抱いているようだ。

「予選10位という結果はやや不本意なものですが、レースはまったく異なる展開となるはずです」

「僕たちはとてもワクワクしています。僕たちはトラフィックで非常に強力なマシンを手にしています。まだ、やるべき作業は残っていますが、月曜日のプラクティスとカーブデイでそれらに取り組むことになります」

 
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