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佐藤琢磨「インディ500は時に奇跡が起きる……」2周遅れからの3位フィニッシュ

第103回インディ500を3位で終えた佐藤琢磨は、レースを振り返り、チームの働きを賞賛した。

Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

写真:: Scott R LePage / Motorsport Images

 第103回インディ500を14番手からスタートし、3位でフィニッシュした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。しかしそのレースは、まさに奇跡のような内容となった。

 スタートと序盤のバトルで11番手までポジションを上げていた佐藤は、37周目に最初のピット作業を行うが、右リヤタイヤの取り付け作業にトラブルが発生しタイムをロス。この際にホイール・ナットの緩みが懸念されたために40周目に再びピットインを行った。

 これで2周遅れとなってしまった佐藤だが、それでもその後はペースを取り戻し、コーション中に燃料を継ぎ足すなど、ラップバックの機会を伺った。

 140周を過ぎてから出されたコーションで、佐藤はリードラップに復帰。実にレース距離の半分以上もの間周回遅れとなっていたが、運と戦略が噛み合い再び勝負権を手にすることになった。

 そして佐藤が最後のピット作業を行うためにピットレーンに飛び込んだ直後、チームメイトであるグレアム・レイホールも巻き込まれる多重クラッシュが発生。レースが赤旗中断となった。

 絶好のタイミングでピット作業をしていた佐藤は、残り20周というタイミングで5番手までポジションアップ。レース再開後には、さらに2台をパスし3番手に浮上した。

 しかし終始上位でレースを戦っていたサイモン・パジェノー(ペンスキー)とアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ)には届かず、僅差の3位でレースを終えた。

 佐藤はチームのプレスリリースに、次のようにコメントを寄せた。

「一度は2ラップダウンになりながらここまで挽回したのですから、チームの働き振りは本当に素晴らしかったと思います。インディ500ではときとして奇跡が起きますが、僕がラップダウンしてからはずいぶんと長い間、イエローになりませんでした。リードラップに返り咲くまで100周以上かかったと思いますが、それまでは冷静かつ着実に作業をこなしていきました。抜群のストラテジーでリードラップに復帰しました」

「サイモンに本当におめでとうと申し上げます。インディGPに続いての優勝は文句なしの戦績だと思います。アレックスと僕は持てる力のすべてを振り絞りました。最後の7ラップは一瞬も気を抜かずに戦い続けました。パワースライドが起こったかどうかはわかりませんが、アンダーステアは大きかったです。素晴らしいバトルでしたが、優勝に手が届かなかったのは残念です。本当にチームのおかげです。ラップダウンから返り咲いたのですから」

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