引退レースを終えたパトリック「クラッシュの原因がわからない」

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引退レースを終えたパトリック「クラッシュの原因がわからない」
執筆: Tom Errington
2018/06/01 10:12

パトリックは、レースをリタイアする原因となったクラッシュについて、説明できないとレース後に話した。

Danica Patrick, Ed Carpenter Racing Chevrolet
Danica Patrick, Ed Carpenter Racing Chevrolet
Stefan Wilson, Andretti Autosport Honda, Danica Patrick, Ed Carpenter Racing Chevrolet
Danica Patrick, Ed Carpenter Racing Chevrolet
Start: Ed Carpenter, Ed Carpenter Racing Chevrolet leads
Danica Patrick, Ed Carpenter Racing Chevrolet
Danica Patrick, Ed Carpenter Racing Chevrolet

 エド・カーペンター・レーシングから今年のインディ500に出場したダニカ・パトリックは、最後のレースでクラッシュを喫し、レーシングキャリアを終えた。彼女はこのクラッシュについて「何がクラッシュを引き起こしたのか説明がつかない」と語った。

 今年のデイトナ500とインディ500をもってレーシングドライバーを引退することを発表していたパトリック。まず彼女は今年2月に行われたデイトナ500に出場したが、インシデントに巻き込まれリタイアとなった。

 デイトナ500の出場契約は直前になって締結されたということを彼女は認めていたが、4月にインディ500の出場契約を発表したエド・カーペンター・レーシングとは1か月を準備に費やすことができ、最終的には予選で7番手を獲得できた。

 200周で争われる決勝レースでは、”ドライブするのが難しかった”と語ったパトリックは序盤にトップ10圏外まで順位を落とした。

 そして68周目、マシンの左フロントタイヤが白線の上に乗ってしまい、ターン2でスピンを喫しアウト側のウォールにクラッシュしてしまった。だがインタビューを受けた彼女は、クラッシュの説明をするのに困ってしまっていた。

「本当に何が起きたのかわかりません」とパトリックは話した。

「ただ(ウォールが)やってきたようでした。コーナーを離れるのがとても遅かったみたいです」

「彼ら(チーム)はデータを見直してくれました。コーナーの真ん中で少しアクセルを離すと、軽いアンダーステアで、(アクセルを)戻した途端にふらついたのです。思いもよらない出来事でした。その一方でマシンはポジティブでした。私が望んでいた以上に良くなっていたので、もっと良くなるよう追い求めていました」

「ターン2は他のコーナーよりも厳しいように思えました。現時点では、ラインに乗ってしまったのかどうかを言うことはできません。コーナーで少しアンダーステアで、スロットルを戻したら、すぐにスピンしてしまいました。全く予想していませんでした」

「これらの出来事が、インディカーをドライブするのは難しいということを示したのではないかと思います」

 また彼女は、これは彼女の望んでいたキャリアの終わりではなかったと述べた。

「間違いなく最高の終わり方ではありません。しかし私はここに来る前に、もし今回のレースで大惨事が起こったら、今後人々はそれを思い出してくれるかもしれないと考えました」

「もし私が優勝したら、それを思い出してくれるかもしれません。しかしどんなものでも大きな物語の小さな一部になるのでしょう。私はそのように感じています」

 最後にパトリックは、インディ500が彼女の14年のキャリアを完成させたと語った。

「これがキャリアの全てです。ここではたくさん幸運に恵まれましたし、今月もそうでした。ただ、その幸運は今日(レース当日)は訪れませんでした」

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この記事について

シリーズ IndyCar
イベント インディ500
ロケーション インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
ドライバー ダニカ パトリック
執筆者 Tom Errington