インディ500:練習走行4日目はアンドレッティ最速。佐藤琢磨24番手
インディ500プラクティス4日目の走行が行われ、アンドレッティ・オートスポートのマルコ・アンドレッティが最速となった。

インディ500の練習走行4日目、5回目のプラクティスが行われ、アンドレッティ・オートスポートのマルコ・アンドレッティが231.802mph(約380km/h)で最速を記録した。
この日の走行は”ファスト・フライデー”と呼ばれ、週末に行われる予選に向け、ターボのブースト圧が1.4barに上げられる。そのセッションで最速を記録したのはアンドレッティ。アンドレッティは31周を走行し、その10周目に2.5マイルのオーバルコースを38.8262秒で駆け抜け、その平均速度231.802mphを記録してこのセッションの首位となった。
2番手には今季大活躍中のルーキー、ロバート・ウィッケンス(シュミット・ピーターソン)がつけ、以下エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)、オリオール・セルビア(レイホール・レターマン・ラニガン)と続いた。
しかし、ウィル・パワー、ジョセフ・ニューガーデン、シモン・パジェノーのペンスキー勢3台は、トウを使わない状態で速さを見せており、ポールポジション獲得の最有力候補とみられている。中でもパワーは総合5番手、トウを使わなかったラップでの最速記録となった。ニューガーデンとパジェノーが、ノン・トウで2番手、3番手となった。
6番手にはセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)がつけている。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は227.782mphで総合24番手。ノン・トウのラップでは25番手となった。
なお、この日のセッションでは、ターン2でジェームス・デビッドソン(A.J.フォイト)が大クラッシュ。幸いにもドライバーは無事で、モノコックにも問題ないようだが、チームはひと晩かけ、マシンを修復するという時間との戦いが強いられる。
土曜日には、プラクティス6回目が行われた後、予選1日目のセッションが行われる。
この記事について
シリーズ | IndyCar |
イベント | インディ500 |
ロケーション | インディアナポリス・モーター・スピードウェイ |
執筆者 | David Malsher |