佐藤琢磨はクラッシュでリタイア「速度差がありすぎ避られなかった」
連覇を狙って今年のインディ500に挑んだ佐藤琢磨は、48周目にジェイムズ・デイビソンとクラッシュし、リタイアとなった。

第102回となるインディ500の決勝レースが行われ、昨年に続く連覇を狙った佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は、48周目に他車とクラッシュし、リタイアとなった。
16番グリッドからスタートした佐藤は、18番手までポジションを落とした後、33周目に最初のピットイン。16番手でコースに復帰する。しかし48周目、ペースが上がらずスロー走行となっていたジェイムズ・デイビソン(A.J.フォイト)とクラッシュ。右フロントサスペンションを失うほどのダメージをマシンに負い、レースをリタイアすることとなった。
「スピードに問題があったジェイムズと僕の間にはかなりの速度差があり、彼を避けきれませんでした」
佐藤はそうチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「最初に彼の存在に気づいたとき、スロットルペダルを戻し、ブレーキペダルさえ踏み込みましたが、まるでエアポケットに入り込んだかのように吸い込まれてしまいました」
「僕たちふたりにとってとても残念な状況で、チーム、ファン、サポーターの皆さんには大変申し訳なく思います」
「ロバート(ウィッケンズ)と僕は先頭グループに追いつき、その集団に加わっていました。グループに加わると、2台がサイド・バイ・サイドになっているのが見えました。そのとき、ジェイムズはおそらくひどいトラブルに見舞われていて、スロットルを戻していたのだと思います。2台のスピード差はとても大きい状況でした。彼を避けようとしましたが、残念ながらできませんでした」
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この記事について
シリーズ | IndyCar |
イベント | インディ500 |
サブイベント | 日曜日 決勝レース |
ロケーション | インディアナポリス・モーター・スピードウェイ |
ドライバー | 佐藤 琢磨 |
チーム | Rahal Letterman Lanigan Racing |
佐藤琢磨はクラッシュでリタイア「速度差がありすぎ避られなかった」
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