佐藤琢磨、インディ500優勝の翌週に2位獲得「僕らには圧倒的な勢いがある」
インディ500を制した翌週にもかかわらず、ゲートウェイ500のダブルヘッダー戦に臨んでいる佐藤琢磨は、そのレース1で2位表彰台を獲得。レース2はポールポジションからスタートする予定になっている。
写真:: Barry Cantrell / Motorsport Images
2020年のインディカー・シリーズ第8戦ゲートウェイ500のレース1で、先週インディ500での2勝目を挙げたばかりの佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)が、再び優勝争いを披露。2位に入った。
この日の相手も、インディ500と同じスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。しかし今回はディクソンに軍配。佐藤は0.14秒差の2位でチェッカーを受けた。
「チームが素晴らしい仕事をしてくれたことは間違いありません。先週以来、僕たちは圧倒的な勢いを保っています」
佐藤はチームのプレスリリースにそう語った。
「レース序盤にいくつかポジションを落としましたが、そこから力強く挽回しました。メカニックたちが素晴らしい仕事をしてくれたのに、2位でフィニッシュしたことはもちろん残念です」
実はレース中、左リヤタイヤの交換に手間取り、2〜3秒をロスしたことがあった。これがなければ、優勝も狙える走りだった。
「時には僕がミスをするし、時にはメカニカルなトラブルが起きる。たしかに今日はピットストップで問題が起きましたが、でも全員がひとつのチームとして戦っていることに変わりはありません。No.30を担当するメンバーは2週連続でバツグンの働きをしてくれたので、彼らの努力を僕は誇りに思っています」
なおゲートウェイ500はダブルヘッダー。日曜日にはレース2の開催が予定されている。佐藤はこのレース2を、ポールポジションからスタートする予定だ。
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