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レースレポート

スポーツマンシップに反する……佐藤琢磨、周回遅れのブロックでPPを活かせず

インディカー・シリーズの第9戦ゲートウェイ500・レース2をポールポジションからスタートした佐藤琢磨は、周回遅れにブロックされるなど抜きづらいコンディションに苦戦。結局9位でレースを終えた。

Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images

 インディカー・シリーズの第9戦ゲートウェイ500・レース2が行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨は9位でレースを終えた。

 前週行なわれたインディ500で、同レース2勝目という快挙を成し遂げた佐藤は、勢いそのままにセントルイスに乗り込んだ。その佐藤は予選から好調な走りを披露し、レース1は6番グリッド、レース2はポールポジションを獲得。土曜日に行なわれたレース1では、インディ500同様スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)と熾烈なトップ争いを演じ、2位でフィニッシュしていた……そしてPPスタートのレース2には、さらなる期待が寄せられた。

 佐藤は好スタートを決めると、後続を引き離していく。しかし早々に周回遅れのマシンに追いついてしまう。この日のサーキットはオーバーテイクが難しいコンディションで、佐藤も周回遅れの処理に苦労……築いたリードは失われてしまう。

 ライバルがピットインする中、佐藤は最初のスティントを伸ばしに伸ばした。しかしこれが裏目に出て、他のマシンにアンダーカットされることに。レース終盤までこれが尾を引き、さらに周回遅れを抜くのすらほぼ不可能な状態……ピットストップの度にポジションを落としてしまうような展開となってしまう。最後はウォールに接触しコーションの原因となったが、手負いのマシンをチェッカーまで運び、9位でのフィニッシュとなった。

「僕たちはレースでリードし、たくさんの燃料もセーブしたのに、集団の後ろにつかまってしまいました」

 佐藤はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「今日はオフラインに多くのホコリがあり、オーバーテイクするのは非常に困難でした。チームはステイアウトする決断を下しましたが、多くのドライバーは最初のスティントで僕たちをアンダーカットしていったようです」

「その後は燃料をセーブし、他のドライバーとはピットストップのタイミングをずらすようにしましたが、毎回トラフィックに行く手を阻まれました」

 周回遅れとして佐藤の前に立ちはだかったマシンの中には、故意に佐藤をブロックし、チームメイトをサポートするような動きもあった。

「中には4ラップダウンのマシンもありましたが、チームは『No.30のマシンを抑えろ』と無線でドライバーに指示しているのをキャッチしていたそうです」

 そう佐藤は説明する。

「これは正しいレースのやり方ではありません。スポーツマンシップに反する行為で、僕はとても不満に思っています。ただし、僕たちにはどうすることもできませんでした」

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