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【インディカー】佐藤琢磨、デトロイトのレース2は前日の好結果を活かせず12位「スピードを少し失ったように思う」

レイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨は、インディカーのデトロイトGPレース1は12位で終えた。

Takuma Sato, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

写真:: Art Fleischmann

 現地時間の6月13日(日)に行なわれた2021年のインディカー・シリーズ第8戦デトロイトGPのレース2で、レイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨は12位に終わった。

 佐藤は19番グリッドからスタート。1回目のピットストップを終えた後、他車のピットストップのタイミングなどもあり、4番手まで浮上していた。その後は10番手付近を走行し、最後のピットストップを終えた後も10番手。しかし終盤に複数のマシンに抜かれてしまい、結局12位でのフィニッシュとなった。佐藤は前日のレース1での4位のような好結果を残すことができなかった。

「デトロイトのレース2は厳しい戦いとなりました。土曜日に比べると、残念ながら僕たちはスピードを少し失ったように思います」

 佐藤はレース後、チームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「予選もうまくいかず、19番グリッドからのスタートとなりましたが、昨日と同じように僕たちは力強く挽回を図りました。レース戦略はとても良かったと思います。ただし、期待するようなスピードを僕たちのマシンから引き出すことができず、上位進出はなりませんでした」

「苦しい戦いで、10位でフィニッシュできそうでしたが、12位に終わりました。昨日の4位に比べると、あまり嬉しい結果とはいえません」

 悔しい結果に終わったデトロイトでのレース2で得られたデータを、今後の市街地レースに役立てると、佐藤は語る。

「いずれにせよ、今日はとてもいいデータを収集できたと思うので、今後開催されるナッシュヴィルやロングビーチの市街地コースでこれを役立てるつもりです。シーズンの残るレースで、僕たちがさらにギヤを上げられることを期待しています」

 

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