インディカー第5戦インディGP予選:パワーが今季初PP。佐藤琢磨は13番手で「複雑な心境」
インディカー・シリーズ第5戦インディGPの予選では、ウィル・パワーがポールポジションを獲得。佐藤琢磨は13番手だった。
2022年インディカー・シリーズ第5戦インディGPの予選が、インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行なわれた。ポールポジションを獲得したのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。
Q1のグループ1では、1分09秒5544を記録したパワーが首位通過。ポイントリーダーのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)、ランキング3番手のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)らも順調にQ2に駒を進めた。一方、ここでインディカー初優勝を挙げたリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)と6度の王者スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)はQ1で振り落とされてしまった。
デイル・コイン・レーシングwithリック・ウェア・レーシングの佐藤琢磨もQ1グループ1で7番手に終わり、惜しくもQ2進出を逃した(総合13番手)。カットラインの6番手ロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)との差はわずか0.0025秒だった。とはいえ彼にとってこの結果は今季のロード/ストリートコースのベストグリッド。予選後には「順調に前進できたので、ウォームアップからスピードを伸ばして力強いレースをしたい。でも少し複雑な心境」とコメントした。
Q1グループ2の最速タイムは前戦のウィナーであるパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)。ランキング2番手でポイントリーダー返り咲きを目指すスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)も2番手で通過した。
12台がファスト6行きをかけて争うQ2は、パロウ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロー・マクラーレンSP)、オワード、パワー、ニューガーデン、コナー・デイリー(エド・カーペンター・レーシング)の順となり、上記6台が通過となった。マクログリンは、レッドタイヤが最も機能するアタック1周目でミスがあり、11番手に終わってしまった。
ポールポジションを決するファスト6は、ホンダ勢唯一のファスト6進出となったパロウが1分09秒8090で終盤までトップに立っていたものの、最後の最後でパワーが1分09秒7664をマーク。通算64回目、今季初のポールポジションを獲得した。2番手はパロウ、3番手はニューガーデンだった。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ウィル パワー | Team Penske | 3 | 1'09.766 | 125.854 | ||
2 | アレックス パロウ | Chip Ganassi Racing | 3 | 1'09.809 | 0.042 | 0.042 | 125.777 |
3 | ジョセフ ニューガーデン | Team Penske | 2 | 1'09.834 | 0.067 | 0.025 | 125.732 |
4 | コナー デイリー | Ed Carpenter Racing | 3 | 1'09.906 | 0.139 | 0.072 | 125.602 |
5 | パトリシオ オワード | Schmidt Peterson Motorsports | 4 | 1'10.054 | 0.288 | 0.148 | 125.337 |
6 | フェリックス ローゼンクヴィスト | Schmidt Peterson Motorsports | 3 | 1'10.060 | 0.294 | 0.005 | 125.326 |
フルリザルトを見る |
Be part of Motorsport community
Join the conversation記事をシェアもしくは保存
Top Comments
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。