インディ500、予定通りの開催は可能? 米保健機関は今後8週のイベント自粛を勧告
インディカーとインディアナポリス・モータースピードウェイは、米国のCDC(疾病対策予防センター)が今後8週間のイベント中止を勧告している状況でも、インディ500を予定通り開催することを目指している。
写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images
インディカー・シリーズは3月15日に2020年シーズンの開幕を迎える予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて初戦セント・ピーターズバーグは中止。その後、4月いっぱいまでレースを開催しないことが決定した。
インディカー・シリーズのCEOであるマーク・マイルズは報道陣に対し、5月9日のインディ・グランプリ、そして5月24日に予定されているインディ500の開催に集中すると語った。
しかし3月15日、アメリカ疾病対策予防センター(CDC)は“今後8週間にわたって50人以上からなるイベントは中止か延期すること”を勧告した。例として会議や祭典、コンサート、スポーツイベントが挙げられていた。
CDCの勧告は非常に重要だ。なぜなら今後8週間という期間には、前述のインディグランプリと、インディ500のフリー走行の日程が含まれているためだ。
舞台となるインディアナポリス・モータースピードウェイはこれを受けて声明を発表。次のように記されている。
「我々は今後8週間の期間で50人以上のイベントの延期を勧めるCDCの暫定ガイダンスを認識している」
「我々の優先事項は5月24日に予定されている第104回インディ500を実施しつつも、公衆衛生を保護していくことだ」
「状況は引き続き流動的であり、我々は連邦政府や州政府、地方政府そして保健当局と連携して絶えず監視を行なっている。我々はあらゆる場合を想定しているが、COVID-19の状況が許す限り、GMRグランプリ(インディグランプリ)とインディ500は実行される準備が整うだろう」
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