ミッドオハイオ2:トップ3をアンドレッティ勢が独占、ハータが今季初勝利。佐藤琢磨は18位
インディカー第11戦、ミッドオハイオのレース2が行なわれ、コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート)が今季初優勝を飾った。
Race 2 podium: Race winner Colton Herta, Andretti Harding Steinbrenner Autosport Honda, Alexander Rossi, Andretti Autosport Honda, Ryan Hunter-Reay, Andretti Autosport Honda
Michael L. Levitt / Motorsport Images
インディカーのミッドオハイオ戦のレース2が、シリーズ第11戦として13日に開催され、コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート)が今季初優勝を達成した。
ダブルヘッダー2戦目となる第11戦の予選はウエットコンディションで行なわれた。前日にポール・トゥ・ウィンを挙げたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が予選序盤にスピンを喫し赤旗の原因となり17番手に沈む波乱も起きる中、若手ドライバーたちが思い切りの良さを見せた。
ポールポジションはハータが獲得。2番手にサンティノ・フェルッチ(デイル・コイン)が入り、4番手にアレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシングwithチームゴウ)、フェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)が5番手に並んだ。
予選3番手はポイントリーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がつけた。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は予選22番手と、最後列からのスタートとなった。
決勝はドライコンディションでスタートしたが、スタート直後から波乱が起きた。ハータと競ったフェルッチがコースオフ。そしてコースに復帰する際、パロウとローゼンクヴィストに接触してしまったのだ。
上位グリッドに並んだ若手3人が上位戦線から離脱すると、首位を守ったハータに続いたのはディクソン。しかしハータは好ペースを維持し、ディクソンに隙を与えなかった。
アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)やライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)ともバトルを演じたディクソンは、22周目にまさかのスピンを喫し、後方に下がった。
アンドレッティ・オートスポートの先輩を従える形になったハータは、うまくタイヤをマネジメントし、ロッシやハンター-レイを近づけず。そのままトップでチェッカーを受け今季初勝利、通算3勝目を挙げた。
佐藤は戦略を駆使して上位進出を狙い、一時はラップリードをする場面もあったが、最終的には18位フィニッシュ。レース1の17位に続き厳しい結果となった。ミッドオハイオはチームの地元レースであり、チームメイトのグレアム・レイホールが2レース続けて4位となっただけに、悔しいレースとなった。
シーズンは残り3レース。ダブルヘッダーのインディ・ロードコースと、最終戦セントピーターズバーグだ。ランキング首位のディクソンは、ランキング2番手のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)を72ポイントリードしている状態だ。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Colton Herta | Andretti Harding Steinbrenner Autosport | 75 | 1:34'17.396 | 107.763 | ||
2 | アレクサンダー ロッシ | アンドレッティ | 75 | 1:34'18.779 | 1.382 | 1.382 | 107.737 |
3 | ライアン ハンター-レイ | アンドレッティ | 75 | 1:34'19.893 | 2.496 | 1.113 | 107.716 |
フルリザルトを見る |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments