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コロナ禍の影響でインディカーの新エンジン&シャシーはどうなる? 今後30日で決定か

インディカーのジェイ・フライ代表は、新型コロナウイルスの流行が新シャシーとハイブリッドシステムの導入を遅らせる可能性があることを認め、今後30日で持続可能なプランの結論を出すだろうと語った。

Felix Rosenqvist, Chip Ganassi Racing Honda

Felix Rosenqvist, Chip Ganassi Racing Honda

Michael L. Levitt / Motorsport Images

 2019年8月、インディカーは次世代エンジンの導入を当初の予定より1年後ろ倒しして2022年シーズンからに変更。そこにハイブリッドシステムを搭載することを明らかにした。これにより、次世代エンジンと次世代シャシーが同じ年に導入されることとなった。

 その後新型コロナウイルスの世界的な流行が発生したが、これによって計画に変更が生じたかどうかを尋ねられたインディカーのジェイ・フライ代表は、現在調整中であることを認めつつ、2022年から2.4Lエンジンとなることを認めた(現行は2.2Lエンジン)。

「世界が数ヵ月封鎖状態にあったため、あらゆるものがかなり先送りになってしまった。今は我々が何をどうやってコントロールできるのか明確にしているところだ」

「我々は2022年に2.4Lエンジンを導入することに非常に満足している。ハイブリッドシステムを搭載することで新たなエンジンサプライヤーが参入する可能性があり、実際にいくつかのサプライヤーと話もしている。それをひとつに絞る必要はない。ただもちろんそのプロセスは遅れている」

「今後どのようになっていくのだろうか? 我々はこれがうまくいかなかった場合にプランBを用意しなければいけない。何が可能で、次は何をするのか? それらは30日以内に明らかになるだろう」

「ただ2.4Lエンジンに関しては急ピッチで進んでおり、あとはハイブリッドに関してどんな選択肢があるのか、計画が遅れているのかどうかを検証する」

 フライはさらにこう続けた。

「今やっていることのひとつに、技術的な観点から2021年シーズンについて整理しているということがある。財政面はチームにとっても、我々にとっても重要なことだ。これには数年かかると思うが、2020年と2021年にチームのために何ができるのかを考えていく」

「マシンも取り組んでいることのひとつだ。当初の計画では2021年に2.4Lエンジンを導入し、2022年から新しいシャシーを導入する予定だった。昨年の秋、新エンジン導入を2022年に遅らせたが、経済的な観点から大変厳しい状況になった。そのため、それをどのように分散させるかを考えて始めている」

「2027年までエンジン規則が続くことを前提でそれらを考えた場合、費用を抑えつつもマシンに毎年異なるパーツを持ち込みアップデートをしたりするのは、チームやマニュファクチャラーにとって大きな負担ではないだろうか? そういったことを今考えている」

「5月末にはそれについて何らかの結論が出ることを望んでいたが……世界がこういった状況なので、まだ結論は出ていない。ただうまくいけば、今後30日間で結論が出て、2027年までの持続可能なプランが完成するだろう」

 レースの中止が相次ぎ、シーズン開幕が遅れている中で、財政的に苦しんでいるチームがいるのかどうかについて、フライは次のように話した。

「毎週、または毎日チームと話をするようにしているが、まだ大きな問題が発生しているという話は聞いていない。eレースのシリーズがシーズンの穴埋めに多大な貢献をし、特にインディ500が予定されていた週にNBCで放送したことでスポンサーから好評だったことも、その理由のひとつだろう」

「我々はチームの財政が非常に重要であることを理解している。土曜の夜にNBCで放送できることは素晴らしいことで、パートナーたちが放送に映るようにできる限りのことをしている」

「パートナーからチームに大きな圧力がかかっているという話はあまり聞かない。チームと話し合っているのは、今季のレース数の“スイートスポット”はどこか? できるだけ多くのレースを提供するにはどうすればいいか? といったことだ」

「我々の持つ14のチームに関しては問題ないと思っている」

 

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