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佐藤琢磨が12番グリッドに繰り上がり。ルーキー最速のコレとハーベイがペナルティで最後尾に|第110回インディ500

インディ500の予選で10番手だったカイオ・コレにペナルティが出されたため、佐藤琢磨はひとつ繰り上がって12番グリッドから決勝をスタートする。

Caio Collet, AJ Foyt Enterprises Chevrolet

 第110回インディアナポリス500の予選で10番手に入ったカイオ・コレ(A.J.フォイト・レーシング)と、29番手に入ったジャック・ハーベイ(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)は、車検後に違反が発覚したことでペナルティを受け、共にグリッド最後列に回された。

 インディカーは予選後、コレの乗る4号車とハーベイの乗る24号車について「ダラーラ製のエネルギー・マネジメント・システム(EMS)のカバーおよび、カバーと(サスペンションの)Aアームとの取り付け部に、未承認のハードウェアによる改造が確認された」としている。インディカーの規則では、EMSカバーは供給された状態のまま使用しなければならない。

 今回違反とされた規則の具体的な条文は以下の通りだ。

規則14.12.1.1「EMSはダラーラから供給され、インディカーに承認された状態のまま使用しなければならない」

規則14.12.1.6「EMSカバーは、供給されたハードウェアおよびヘリコプターテープのみで取り付けなければならない」

 これを受けて、両者はグリッド最後尾に降格させられることになり、コレが32番グリッド、ハーベイが33番グリッドからのスタートとなった。特にコレはルーキー勢の中で抜きん出た速さを披露し、トップ12予選に残るパフォーマンスを見せていただけに痛手と言える。一方でハーベイは元々29番手だったため、グリッドが1列下がるだけとなる。

 またこれに伴い、コレとハーベイはピットボックスの位置も変更となり、他の全車両が配置された後に残った場所が割り当てられる。

 ふたりの降格により、各ドライバーのグリッドポジションは繰り上がっている。6度のインディカー王者スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)はこれでトップ10入り。惜しくもトップ12予選進出を逃していた佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)も、5列目13番グリッドから、4列目アウトサイドの12番グリッドへと繰り上がった。コレの降格に伴い、ルーキー最上位はミック・シューマッハー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の27番手に代わった。

 なお今年のインディ500でポールポジションを獲得したのは、昨年の覇者アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。前年に優勝したドライバーのポール獲得は、2010年のエリオ・カストロネベス以来となる。同じくフロントロウには、エド・カーペンター・レーシングのアレクサンダー・ロッシ、チーム・ペンスキーのデビッド・マルーカスが並ぶ。

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